《ステージ4のすい臓がんが寛解》『乳がん日記』の著者・夢野かつきさんが支えた友人の“46時間点滴”闘病記
画像を見る 「がんになっても元気な夢野さん(右)がいてくれて、すごく心強かった」と、山下さん(写真:本誌写真部)

 

■予防的切除術の後は将来の不安がすごく減って

 

山下さんは2018年、遺伝子検査を実施した。結果、山下さんのがんは家族性(遺伝性乳癌卵巣癌症候群・HBOC)であることが判明。それを受け、山下さんは2024年、乳がんに罹患していない乳房と卵巣の予防的切除術を受けた。

 

山下:迷ったのですが。まわりの人からは、「まだがんになってもいないのに?」という反対意見もありましたが、「いまなら体力もあって、手術の費用も払えるタイミングだ」と考えて。結果として術後は将来の不安がすごく減って、楽になりました。

 

――お2人とも、もう普通に暮らしていますが、特別に実践した健康法や生活を変えたことは?

 

夢野:私が変えたことは、人間関係でストレスの強い職場だったので転職しました。いまは夕方からセラピストをしていて、そのほかはマンガをガリガリ描くだけ。

 

山下:私はがんになる前からの職場でずっと働き続けています。休職もしましたが「待っているからね」という同僚の言葉を励みに、その後復職できて。結局、定年退職の年齢に近づいてきました。

 

夢野:保険で治療費は賄えたけれど。ずっと続く日々の生活のための費用は稼がないとならないしね。

 

山下:ほんと夢野さんはすごくパワフルだよね~。

 

夢野:いまはダブルワークで。休憩時間にもマンガを描いています。

 

山下:お互いに生きちゃったから、日々を大切に生き抜こうね。

 

画像ページ >【写真あり】「山下さんの経験が必要な人がいるに違いない」と、夢野さん(他2枚)

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