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<積立タイプ・終身保険のメリット>支払った保険料が増えて戻ってくる終身保険

「保険選びでは<自分が何を求めるか>を決めることが大事。手ごろな保険料で残された家族のための高い保障を得たいならば定期保険という選択になるかもしれません。

けれど、2030年後の自分のゆとりある生活のために、積み立てタイプの終身保険を活用する方法もあります。超低金利のこの時代に、年3%の積み立て利率を最低保証する終身保険もあることをご存じですか。終身保険で資産を増やすという方法もあるんです」

と、『保険テラス』西日本ブロックの野﨑伊佐さん。

確かに家計への負担が少ないのが定期保険のメリット。だが、安心のための捨て金になってしまうことも多い。

「終身保険は、保険料は割高にはなりますが、多くの場合、解約返戻金は総払込み保険料を上回ります。

保険商品によっては、死亡・高度障害保険金が1千万円で払込み保険料の総額が約300万円。60歳の払込み終了時点で約345万円の解約返戻金が受け取れます。そのまま契約を続けて70歳のときに解約すると約392万円となり、返戻率が130%を超すような商品もあるんです。また、為替変動のリスクはありますが、外資系でドル建の終身保険だとさら解約返戻金を増やせる可能性が大です。

なかなか貯金ができない、将来の公的年金だけでは不安……といった方は検討に値する保険です」

と野﨑さん。ただし注意したい点も。終身保険は途中解約すると元本割れになる。また、定期保険より月額保険料が割高になるので、払込み満了までずっと払い続けられるかを十分に検討したい。

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