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本誌「ねこ相談」でおなじみ、東京都江東区にある「東京猫医療センター」院長の服部幸先生。今週は、「東京猫医療センター」開院直前に、服部家にやってきた2匹のねこ、メインクーンのPUMAくん(オス・享年2)とクイーンちゃん(メス・享年4)についてご紹介。

 

メインクーンを選んだ理由は、奥さんの奈美さんが「大きい長毛種が好き」だから、とのことだが、オス・メスの2匹を飼ったのは獣医師として自分の目で確かめたいことがあったからなのだそう。

 

「獣医は、動物の妊娠や出産に立ち会う機会があまりありません。獣医師として見ておきたいという気持ちもあり、2匹の不妊手術はせず、自然な流れで出産してもらいました。ただ、体に負担がかかるので出産は2回のみでした」(服部先生・以下同)

 

計3匹の子ねこが生まれたが、クイーンちゃんがしっかり子育てをしていたため、人間が育児の手助けをすることはなかったそう。ここから数カ月、服部先生が学生時代から飼っていた先住ねこのうにゃちゃんも合わせ、6匹のねこが服部家で暮らすことに。しばらくすると、3匹の子ねこは、新しい飼い主に引き取られていった。

 

先住ねこのうにゃちゃんと2匹の相性というと、遊び盛りのPUMAくんとはちょっと難しかったが、おっとりしたクイーンちゃんとは女同士、仲よしだったそう。

 

そして、服部家に次女が生まれ、家族4人、ねこ3匹の生活がスタート。子供たちは、生まれたときからねこのいる生活をしているが、怖がったりしないのだろうか。

 

「怖がることもありますが、いっしょに遊ぶこともあります。痛いことやイヤなことをすると、ねこパンチで仕返しされて、悪いことだと気づくこともあるようです。僕は、生活の中に動物がいるのはいいことだと思います」

 

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