「富士山が世界文化遺産に登録された直後だったでしょ。つい浮かれて、お客さんにも『必ず1等が出ますよ』とか話してたんですけど、内心、サマーの1等は全国で20数本しか出ないことを知ってましたから、もう“神頼み”しかありません。本当に5億円が出て、肩の荷が下りました」
と語るのは、静岡県富士市で『市河たばこ店』を営む市河貴美子さん
。本誌8月6日号『世界遺産効果は絶大! 富士周辺絶景パワスポ売り場10』で紹介した同店から、5億円が飛び出したのだ。もともと『市河たばこ店』は、過去10年間で5本の億を出してきた有名店。
「’10年のドリーム2等1億円のときは、50代の主婦が当せん確認にきてわかりました。でもこのとき自分も興奮してしまい、つい桁を間違え『奥さん、1千万円が当たってますよ』って言ってしまったんです。大喜びして帰ろうとしていたその人を、慌てて追いかけ『1億円でした!』って(笑)」
市河さん夫妻は毎年、富士宮市の『富士山本宮浅間大社』に初詣を欠かさない。「やっぱり富士山パワーは本物でした」と市河さん。その招福パワーを実感しているのは山梨県『甲府昭和イトーヨーカドーCC』も同じ。店の前の駐車場は、晴れた日なら南東方向にくっきりと富士山が拝める絶景ビューポイント。
「販売員が今年7月に富士山頂まで登って『富士山頂上浅間大社奥宮』のお札をいただいてきて、飾ったとたんに1等5億円。億当せんは初めて。みんなでお札のご利益と話しています」(小西雄治店長)
今回の富士山周辺売り場の“大爆発”を予想していた風水建築家の山下剛さん。
「世界中から昨年の2倍近い登山者が訪れ、今夏の富士山には人の気が充満。本来の大地の気と人の気が合わさることで、パワーが倍増しています。これが2本の1等を呼び寄せたんですよ」
9月20日発売の『オータムジャンボ宝くじ』でも注目だ。