昨年4月、キャリーオーバー含め1等最高賞金8億円が大きな話題を呼んだ「ロト7」がスタートして1年。この間に出た1等8億円は9口8売り場(8億円に満たなかったものを含めると1等は37口)。

 

本誌は“8億円売り場”の販売員さんを直撃。その証言と、月刊誌『ロト・ナンバーズ「超」的中法』編集長・石川修さんの分析から8億円を狙う極意に迫ってみたところ、今年2月21日に8億円が飛び出した大阪府「内代(うちんだい)CC」で、その“特別な買い方”を知ることができた。

 

「じつは同時に2等(本数字6つが一致、ボーナス数字1つが一致)約607万円も出たんです。1週間で発売した口数も限られていますし、同じ人が6つは同じ数字、1つだけ違う数字を選択し、1等と2等を同時に当てた可能性が高いのではないでしょうか」(販売員・村上由美さん)

 

実際、この売り場の常連さんには、5~6つ同じ番号で残りの数字だけを変えて買う人が何人かいるのだという。

 

「同じ数字を4~6個選び、それ以外を変えて2口以上買うやり方を“軸買い”と呼びます。まさに究極の軸買いで1等と2等を同時に当てたんだと思います」(石川さん)

 

当選数字は02、05、06、15、23、27、30。第49回までの出現数字ランキングでは、02、23が最上位で、ほかも27を除きすべて上位にある数字ばかりだ。「内代CC」の8億円当せん者は1年間の出目傾向を読んで、02、23を中心に軸買いしたとしか考えられない。

 

「37個の数字から当せん数字として出現する確率は約5.3回に1回。それが02と23などは3回に1回程度出ている。これは異常と感じます」

 

と話すのは、岡山理科大学で統計学を教える柳貴久男准教授。さらに石川さんはこう言う。

 

「10番台、20番台の数字が3つ以上出る確率が80%以上あるというデータも。こうした偏りを知って、数字を選んでほしい」

 

1年でここまでわかってきたロト7の出現数字の偏り。現在最多出現の02、23を中心の軸買いこそ、8億円への近道かもしれない。

関連カテゴリー:
関連タグ: