「名札で私の名前に気づいたお客さんから、『おかねさんから買うと、当たる気がする』と何度も声をかけられて、うれしかったですね」
こう話すのは、大阪府「大阪駅前第4ビル特設売場」の岡根真弓さん。岡根はひらがなで“おかね”。本誌が昨年末に紹介した「福名」販売員だ。
3月24日、グリーンジャンボの抽せんが行われ、全国6つの売り場から、1等・前後賞合わせて5億円が出た。なかでも注目なのは、冒頭の“おかねさん”がいる「大阪4特」。なんと年末ジャンボ10万円に続き、今回も1等5億円が出たのだ。岡根さん自身、この大当たり連続にはびっくり。
「結婚してちょうど今年で40年。宝くじ販売員になるまで、自分の姓がこんなに人に喜ばれるとは思いませんでした。結婚40年目はルビー婚というらしいですが、節目の年に幸先よく5億円。今年は販売員としても、よりパワーアップしているのかも(笑)」(岡根さん)
先日も、彼女からスクラッチを1枚だけ買って店頭で削った若いサラリーマンが10万円の大当たり。「やっぱり“おかねさん”は持ってるよね」と大はしゃぎだったとか。いまでは、“おかねさん”指名でやってくるお客さんも急増。
さまざまなゲン担ぎに知恵を絞ってきた億招き売り場。なかでも名前そのものが縁起のよい“おかねさん”は、もはや伝説!?大当たりを狙うなら、この店だ!