6月16日からカンボジア・プノンペンで開催される2013年第37回世界遺産委員会で、いよいよ富士山が世界文化遺産登録される見通しとなった。富士山の世界遺産登録は、国を挙げての悲願だったのがいよいよ実現する。

 

そこで、日本人なら知っておきたい『富士山』にまつわるトリビアをご紹介。

 

【あの葛飾北斎の『富嶽三十六景』は、じつは46枚存在する】

富士山が描かれた葛飾北斎の名画『富嶽三十六景』。その名のとおり、当初は36枚の連作だったが、あまりの人気により『裏富士』と呼ばれる10枚が追加発表された。結果、46枚のシリーズに。

 

【『どっこいしょ』のルーツは、富士登山!?】

かつて、富士登山者は白い衣服を身にまとい、八角のつえを突き、「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」と唱えながら登ったとか。諸説あるが、この掛け声が「どっこいしょ」と聞こえ、言葉の語源になったという。

 

【最初の富士山登頂者は聖徳太子!?】

諸説あるが、『聖徳太子伝暦』には、聖徳太子が27歳のとき、馬にまたがり雲に乗って富士山をパッと駆け上がったという記述が!神話の域を出ない話だが、鎌倉時代に制作された『聖徳太子絵伝』(東京国立博物館蔵)には、この登頂のシーンが描かれており、その勇姿を見ることができる。

 

【富士市の『かぐや姫』は、月ではなく富士山に帰っていく】

光る竹の中から現れ、やがて月へ帰っていく『かぐや姫』伝説。誰でも知っている話だが、富士山のお膝元、静岡県富士市では、ちょっと異なるエンディングになっているという。

「このあたりでは、かぐや姫は月ではなく、富士山へ帰っていくと伝えられています。市内にある『竹採公園』の竹林の中には、『竹採塚』と呼ばれる場所があり、そこには『竹採姫』と刻まれた古い石碑があります。また公園周辺にはかぐや姫伝説にちなんだ地名がたくさん残っています」(富士市教育委員会・高林晶子さん)

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