1968年の「ボンカレー」発売から46年。今もレトルトカレーは着実に進化し続け、売り上げを伸ばしている。日本が誇る最強のラクチン飯だ。そこで『横濱カレーミュージアム』のプロデューサーを勤め、『カレー大学』の学長に就任した井上岳久さんに聞いた、レトルトカレーのトリビアをご紹介しよう。

 

【1】自動車会社のトヨタもレトルトカレーを作っている

トヨタ博物館(愛知県)では現在、ビーフ辛口、甘口など6種類のレトルトカレーを販売中。「博物館のレストランカレーをレトルト化したもの」(井上さん)で、年間50万食も売れている。チキンカレーの箱の写真は、伝説の名車「トヨタ2000GT」だ。

 

【2】お湯いらず!レトルト食品専用の温め器がある

10年ほど前まで市販されていた、トースター型の「スマイルレトルター」という商品。使い方はレトルトパックを縦型のトースターと同じように入れ、タイマーをセット。チンッ!と鳴ったら温め完了。手間いらずの調理器だったが、現在はネットオークションなどで見かける程度。

 

【3】有名ホテルやレストランでもレトルトを使用している

「こだわりを持ってゼロからカレーを作るお店もあれば、メーカーが作った業務用で対応しているお店もあります。メーカーがレストランの要望を聞いて作る場合は、100%の完成品でなく80%ぐらいまでのもの。最終的にお店でアレンジを加えています。これはお店の個性を前面に出す“考え抜いたレシピ”であり味が安定しますから、ある意味プロらしい味とも言えますね」(井上さん)

 

【4】本場インドでもレトルトカレーは作られている

「もともとレトルトカレーは日本が発祥の地。しかし最近ではインドでも作られるようになり“インド産”も日本で食べられます(日本にあるインド系商社が輸入販売)。ただし、インド人がインド人のために作っているので、味のポイントが大きく違いますよ……念のため」(井上さん)

 

【5】日本最大級の“カレーライブラリー”で一番人気は『函館カレー』

全国47都道府県のご当地カレーを350種類集めた“図書館”が東京・池袋の東武百貨店にある。レトルトカレーを本棚のように陳列させた、地下食品売場の『北野エース』。「一番人気は、ズバリ五島軒の『函館カレー』。最近は“まとめ買い”をする若い女性が増えました。一つずつ手にとり説明書きを読みながらチョイスしていくのが面白いと」(玄順美徳店長)。

 

 

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