話題のスポットやニューオープンのお店を、本誌編集者・めた坊(41歳独身。食いしん坊生活が続き、身長170センチで体重はかろうじて0.1トンを切るメタボ体形に成長)が覆面取材。“勝手に対決”させるこの企画。今回は、その御利益にあずかりたい「幸せを招く開運帳」対決だ!
■伊勢神宮『伊勢開運手帳 2017』
最初にご紹介するのは『伊勢開運手帳2017』(月刊Simple編集部・1,000円)。伊勢神宮の主祭神は天照大御神で皇室の始祖であり、日本を代表する神社のひとつ。そんな伊勢神宮の祭典や季節の伝統行事などが記載されたのがこのスケジュール帳だ。
年間、月間、週間に分かれて予定が書き込めるほかに、季節のことば、伊勢の行事、神宮ごよみ、伊勢の食など伊勢にまつわるコラムが81も掲載されている充実ぶり。著者の千種さんは、伊勢神宮についての講演や執筆を行っている“伊勢神宮のスペシャリスト”なので、どれも詳しい説明がされている。
二十四節気も掲載されており、季語の美しさや豊かさ、日本語の奥深さにもふれられる。さらに現地の博物館、宿泊案内、交通ガイドなどの観光ガイド的な情報も満載なので、お伊勢さん巡りにもピッタリ。この手帳を使えば2017年の運気上昇が期待できそうだ!
■出雲大社『出雲六角形家紋 御朱印帳』
伊勢神宮に対するのは出雲大社。こちらの開運帳は『出雲六角形家紋 御朱印帳』(御朱印帳専門店 しるべ・2,500円)というものだ。カバーの紋は出雲大社の御神紋である亀甲紋と呼ばれる亀の甲羅をかたどったもの。ちなみに御朱印とは、写経を奉納したさいに授けられる印だったけれども、現在は、写経を奉納しなくてもお参りに来た証しとして印をいただけるそう。
カバーのデザインに使用されている亀は長寿でもあり神の使いとされているので縁起のよいものなのだとか。出雲大社の主祭神「大国主大神」は「ムスビ」の神様と知られるだけに、恋愛、子宝、金運、健康、仕事等とすばらしい縁と結ばれそうな予感……。胸が高鳴る御朱印帳だ。出雲大社の御神紋パワーをいただきながら、日本各地で御朱印集めを楽しんでほしい!
【めた坊ジャッジ】伊勢と出雲の両パワースポット。どちらも幸運を引き寄せられそうということで、今回は引き分けだ!