正夢など“いかにも”な夢から、ちょっと不思議な夢まで……もしかすると、あなたの見た夢は“金運降臨”の予兆かもーー。
「私の相談者のなかにも、ヘビの夢を見て宝くじを買ったら、100万円が当たったという女性がいました。夢には“お告げ”的な一面があるのは事実です」
こう話すのは、心理研究家で夢診断にもくわしい御瀧政子さんだ。
「心から『宝くじを当てたい!』と欲している場合、それが実現する直前に、潜在意識が予見するような夢を見ることがあります。そしてもうひとつは、先祖や守護霊が幸運を授けるメッセージとして、夢で教えるケース。いずれにしても、何か気になる夢を見たときは、少額でかまわないので、宝くじを購入してみてはいかがでしょう」
そこで今回、実際に高額当せんした人の証言や、全国自治体宝くじ事務協議会が公開している当せん者エピソードから、夢と大当たりの関係性を徹底分析。御瀧さんの解説とともに紹介していこう。
【実例検証「金運の動物」編】
“一富士二鷹三茄子”が初夢にいい縁起物であるように、動物のなかにも「金運の象徴」が存在する。龍、ヘビ、鳳凰は有名だが、もっと身近な動物もじつは……。
■龍が銀色の卵を産む夢(Y・Sさん/神奈川県/1億円当せん)
神奈川県の自営業、Y・Sさんが見たのは「自分の家の上で、龍が銀色の卵を産む」という夢。
Yさんは「この幸運の兆候を逃してはならない」と直感し、さっそく外出ついでにドリームジャンボを買い、抽せん日までの間、ゲン担ぎでトイレや部屋の掃除に励んだそう。そのかいあってか、結果は2等1億円の大当たりだった。
〈御瀧さんの夢解説〉龍の夢は老若男女、すべての人に願い事がかなう吉兆です。その龍が自分の家の内外に飛来し、卵を産むというのは、さらに大きな利益を意味しています。もし夢に龍が出てきたら、迷わず宝くじを買ってみてください。
■金色の鳥が3羽輝いている夢(M・Sさん/千葉県/1億円当せん)
千葉県の会社員、M・Sさんはある晩、キラキラと美しく輝く金色の鳥が3羽もいる夢を見た。
朝、目覚めて、なんともおめでたい夢だったと余韻にひたっていると、ふと思い出したのが、ちょうどその日は年末ジャンボ宝くじの発売初日だということ。もともと買うつもりだったMさんは、その日のうちに30枚を購入したところ、1等の前賞1億円に的中して大喜びしたという。
〈御瀧さんの夢解説〉「金色の鳥」は、文句なしの大吉夢。万事好調を意味します。また、中国の霊鳥である「鳳凰」と同じで、よいことが重なって訪れる暗示。しかも、3羽も現れたことから、近々、予期できないような幸運にめぐり合うことを示しています。
■自分の息子が白ヘビをのみ込む夢(橋本淑子さん/大阪府/5万円当せん)
「ある日、目の前で、息子が口の中に白ヘビをどんどんのみ込んでいく夢を見たんです」
こう話すのは、大阪府「チャンススポットACT高槻」の販売員、橋本淑子さん。
「気味の悪い夢だったので売り場で話したら、上司が『息子さんの誕生日を教えて。その番号でナンバーズ3を買うから』と言うんです。私も買ったところ、セットストレート5万円が当たりました」
〈御瀧さんの夢解説〉白いヘビは弁財天の化身。まさに金銀財宝をもたらす象徴です。一見、不気味な夢ですが、そのインパクトがあったからこそ、上司に行動を起こさせたといえます。おそらく宝くじ以外でも、この時期、ラッキーなことがあったはず。