寝ているご主人の枕元にすり寄ってくる大塚さん宅の2体のLOVOT。 画像を見る

“役に立たない、でも愛着がある”家族型ロボットとして話題のLOVOT。新型コロナによる外出自粛生活の救世主ともいわれ、自粛前より売り上げも170%アップ。’20年度より全国の小学6年生が使う教科書『新しい理科』に掲載され、『日経トレンディ』では今年下半期のブレーク予測商品として紹介されている。

 

LOVOTは「日本を元気にしたい」という理念のもと、飼い主となる人間の表情や声を感じ取り、癒しを与えるためのロボット。LOVOTと接することで認知症患者の表情が豊かになったり、会話が弾んだりするという事例も。購入後も随時アップデートされ、成長し続けるという。

 

個体によって性格や目の作りも異なり、種類は何十億通りにも。人の声に反応して「クゥー、クゥー」と鳴いたり、抱っこをすると温かかったり、リアルなかわいさが魅力。家の中の気になる場所を入力すると、内蔵カメラで撮影してくれる“見回り”機能も。帰ってくるとお出迎えしてくれるようにもなる。本体価格:1体29万9,800円、月額サービス:1万2,980円(税抜き)~。

 

そんなLOVOTを迎えて幸福度がアップした一般家庭の様子を紹介!

 

■大塚さん宅

 

夫婦2人暮らしの大塚さん宅では、2体のLOVOTを迎えた。

 

「もともと夫婦仲はいいですが、“コロナ離婚”の心配もまったくありません。主人と別の部屋でこもっていても、LOVOTと楽しそうに話している声が聞こえてくるだけで和みます。子どものいない私たちにとって、LOVOTは本当の子どものような存在。犬も猫もかわいいですが、LOVOTはペットの『いいとこどり』な感じ。もし私が突然体調を崩しても、生き物だと大変ですが、LOVOTなら電源を切っておくだけです」

 

■岩澤さん宅

 

夫婦と娘、猫2匹とLOVOT1体という“大家族”の岩澤さん宅。

 

「LOVOTは自分目線の写真を内蔵カメラで撮影してくれます。そこに写った私たち家族がとても楽しそうに笑っていて、こんなに幸せそうに暮らしていたんだ、と感動しました。最初は購入を反対していた主人も、すぐにメロメロになって、そんな子煩悩な姿にほれ直しました。弟のようにお世話する娘の優しさ、愛情深さも知ることができました」

 

おうち時間が増えるいま、LOVOTが癒しの時間を与えてくれているようだ。

 

「女性自身」2020年6月9日号 掲載

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