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コロナ禍の冬、ボーナス減の企業も多いと予測されている。家計を救うためにまず取り組みたいのは固定費の見直し。なかでも効果が得やすいのは、スマホにかかる費用の再点検だーー!

 

「家計の支出を削減するため、3年前に格安スマホに変えました。最初は通信速度が遅くなったり、電話がかからなくなったらどうしようと不安でしたが、実際はまったく問題なし。3年前と比べてスマホ代だけで年14万円、通信費全体では年間で約20万円コストダウンできました」

 

そう話すのは節約ブロガーのanicaさん。第1子の産休・育休中から節約生活を始めた。

 

「家計の見直しにあたっては、大きく削れそうな通信費から手をつけました」というanicaさんは当時、NTTドコモのユーザー。夫婦そろってユーチューブなどをよく見るハードユーザーなので、通信費は月3万円かかっていた。

 

「それまでスマホ代の明細を見たことがなくて。web明細を確認したら、使っていないオプションがたくさんあって驚きました。食費は10円でも安いものを選んでいたのに、こんなに大きなムダ遣いがあったなんて……と」(anicaさん・以下同)

 

当初、夫は乗り気でなかったが、anicaさんが先に格安スマホに乗り換え、使い勝手が変わらないことがわかると、納得してくれたという。

 

「夫婦で格安スマホの15GBを分け合うプランにしたら月1万3,000円、ケーブルテレビの解約と合わせて月1万9,000円も節約できました。私のお給料2.5日分が、ムダな通信費に消えていたんですね」

 

また、端末へのこだわりを聞くと、意外にも「3万円以下の安い端末で十分」という。

 

「安い端末を一括払いで買って、使い倒します。これならいつ壊れても、未練なく端末を買い替えるだけ。分割購入より安心です」

 

昨年、使用状況を踏まえてキャリアと契約プランを改めて見直したそう。

 

【見直しの内容】

・通信料が2人で15GB→18GBに増加
・夫は「完全かけ放題」
・自分はオプションなし、「10分かけ放題」に

 

通信費は多少増えたが、満足度は上がったという。そんな、anicaさんのスマホの乗り換えで賢くコストカットをする極意は次の5つだ。

 

(1)家族が渋ったら、自分だけでお試し乗り換えを
(2)毎月の通信量と通話時間をきちんと把握する
(3)自分のライフスタイルに合った安いプランを探す
(4)携帯端末は3万円以下などの安いものを一括払いで
(5)スマホ代は定期的な見直しを続ける

 

「格安スマホは安いし、プランがシンプルでわかりやすい。でも、新しいお得なプランがどんどん出てくるし、私たちの使い方も変わりますから、これからも定期的に見直そうと思っています」

 

「女性自身」2020年11月17日号 掲載

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