5月26日に発売された新刊絵本『ちゅらうみのサンゴ』(光文社・定価1,500円+税)。
舞台は沖縄の海。温暖化により、美しい海や生き物の命が年々失われようとしている。そんな美しい海を蘇らせようと、モーちゃん、ノンノン、レータンの3姉妹と1匹の猫が「サンゴのふりかけ」を探しに行く冒険ファンタジー。
海の世界や生き物たちが色彩豊かに描かれ、ワクワクドキドキするストーリー展開だ。
また絵本についているQRコードを読み取ると「マングローブの森」「サンゴのタンゴ」「フカヒレロック」「シマヌククル」の4曲と絵本の読み聞かせナレーションが視聴できるなど、“目と耳で楽しむ一冊”となっている。
本書の原案・プロデュースは、SMAPや嵐、MISIA、乃木坂46など数々のヒット曲を手がけるShusui氏。イラストは佐々木一聡氏、文はRUI氏が担当。これまでも3人で絵本CD『トムテの森のクリスマス』(2014年)、『アフリカゾウのなみだ』(2015年)を出版。
本書の出版にあたって3人は、「地球温暖化による海水温上昇がサンゴの生息に大きな影響を与えていると言われています。大好きな沖縄の海も例外ではありません」とコメント。
そして、「私たちが子どもだった頃、海の中の世界は綺麗な色のサンゴ礁に囲まれて色鮮やかな魚が群がり、それはそれは幻想的で美しい楽園でした。未来を担う子どもたちにもあの時に見た感動を体感して欲しいと強く感じます。この絵本が環境問題について地球について、考えるきっかけになると嬉しいです」と呼びかけている。
2児の母親である女優・木村佳乃(45)も、「海をよごしてしまったのは、私たち大人。モーちゃんたちの勇敢な子供たちの力で、またキレイな海を取り戻せるはずです!」とコメントを寄せている。
自宅で過ごす時間が増えた今、親子で楽しみながら環境問題に向き合ってみてはいかがだろうか。
絵本『ちゅらうみのサンゴ』(本体1,500円+税)
https://www.amazon.co.jp/dp/4334902723/