18年2月、一般公開間もない頃(写真:虎フード。) 画像を見る

「シャンシャンを来年2月中旬~3月上旬中国に返還する」と小池百合子知事が発表し、「いつかは……」と覚悟していたはずなのに悲しみにくれる人が続出中。本誌パンダ記者も胸がザワつくなか、シャンシャンとの思い出をたどってみました。

 

「初めてシャンシャンを見たとき、そのかわいさも衝撃でしたが、表情の豊かさや数々のユニークな行動に驚かされました。有名になったママへのひざかっくんをはじめ、やぐらの下を突然高速移動したり、後ろ足を高く上げておっぴろげポーズをしたり、『イヒヒ』と笑っているような変顔を見せてくれたり……。いろいろと楽しませてくれました。ママとのお別れのときは、まるでわが子がひとり立ちをするかのようにシャンシャンの悲しみや寂しさを案じて、涙したのを思い出します。でも、その後も元気に明るく成長していったシャンシャンは来園者の心を癒し続けて、上野のシンボルとなりました』(本誌パンダ記者・以下同)

 

■シャンシャン名場面7

 

【2018年2月】第一印象からかわいい~! 感激の初対面

「初めてシャンシャンを見たのは、カメラマンが撮った写真とSNSに投稿されたものでしたが、まるでぬいぐるみのような姿に驚きました。パンダってこんなにかわいいんだ!」

 

【2018年10月】ママとの別れに涙したあの日……

「約1歳半のとき、ママと離れてひとり立ちしたシャンシャン。大好きでいつも一緒にいて、食べ方や寝方などもマネしていたママとのお別れは、胸を締め付けられる思い」

 

【2019年2月】あふれる変顔にクスッ♪

「シャンシャンの魅力は、丸顔で整った顔立ちはもちろん、変顔を見せて笑わせてくれるところにもある。こんなニヒ顔を見られたときは、嫌なことも忘れて笑顔になれます(笑)」

 

【2019年5月】ぶりっ子ポーズで“ファンサ”もバッチリ

「サービス精神旺盛なシャンシャンは、目を合わせてくれたり、不思議なポーズをしてくれたり、こんなぶりっ子ポーズもして楽しませてくれ、ファンサも天下一品」

 

【2019年9月】誕生日プレゼントのシャンモックでムシャムシャ~

「1歳のお誕生日から何度か上野動物園のスタッフにプレゼントされたハンモック。これで遊んだり、休んだり、ご機嫌な顔を見せてくれるのでファンからの人気も絶大」

 

【2021年11月】盟友カタロウとのツーショットにほっこり

「幼いころから仲よしのカラスのカタロウ。楽しそうに一緒にいる姿がなんともほほ笑ましいが、カタロウに毛をむしられてもシャンシャンが怒らないのは親友の証し!?」

 

【2022年3月】お花見シャンシャンもこれで最後(涙)

「お気に入りのやぐらの上にいるとき、春は桜、夏は新緑と季節をめでられるのも上野動物園ならではの楽しみ方。くしくも来年は桜が咲く直前に旅立ってしまいそう」

 

シャンシャンの偉大なる功績は永遠に私たちの記憶の中に生き続けていくはず!

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