知らないと損する“台風大雨で旅行台無し”を防ぐ方法 50万円以上逃す人と取り戻せる人…明暗分かれるキャンセル保険
画像を見る 旅行者の都合により旅行をキャンセルしたときにも、補償対象になるものがある

 

旅行キャンセル保険に申し込むには、原則、出発の7日前、9日前までなどと、加入できる期日は決まっている。

 

旅行の「キャンセル料100%補償」というのは、損保ジャパンの子会社「MYSURANCE」のTravelキャンセル保険。これは、旅行予約から14日以内、かつ出発まで9日以上の旅行を対象に申し込める保険で、保険料は、旅行代金(予約代金)で算出する。

 

例えば、旅行の宿泊代金が3万円だった場合の保険料は760円。20万円の場合の保険料は5060円だ。

 

地方のイベントに行くための旅行の場合、台風などにより、イベントが中止になったときも、保険金額を上限に100%の補償がある。

 

ホテルのキャンセル料が5万円の場合には、保険金としてこの5万円が支払われる。

 

もう一つ、ジェイアイ傷害火災保険株式会社の「t@biho.キャンセル」では、

 

海外旅行出発日4日前まで契約可能で、旅行代金と保険料は、それぞれ、5万円→600円、10万円→1200円。20万円→2400円、30万円→3600円、40万円→4800円となっている。

 

冒頭のA子さんは、結婚25年目の記念にと、沖縄の離島の高級ヴィラに夫婦で3泊する予定だった。旅費も奮発をして、飛行機の航空券代は、夫婦2人で20万円、ホテル代は、海が見える部屋を予約し、3泊で54万円。

 

しかし、運悪く台風が直撃し、前日になり飛行機が運休に。

 

航空券は、台風による欠航便となるので、航空券代は返還される。

 

宿泊代のヴィラも、仕方なくキャンセルしたが、宿泊の前日だと100%のキャンセル料が必要で、54万円は戻ってこない。

 

もし、このとき、旅行キャンセル保険に加入していたとしよう。

 

「MYSURANCE」のTravelキャンセル保険に加入した場合、54万円のホテル代に対し保険
料は、13660円。

 

保険金を受け取れれば、キャンセル料の実質の負担は54万円-13660円=52万6340円で済む。

 

旅行キャンセル保険に入っているのと入っていないので、これほどの差になるのだ。

 

「これから本格的な台風シーズンが到来します。交通機関の運休、欠航、大幅な遅延も起こりやすい時期だと思います。楽しみにしていた旅行に行けなくなるだけでなく、高額なキャンセル料がかかり、大変残念な思いをすることもあるかもしれません。

 

旅行代金が高額で、直前にキャンセルすると、そのそのキャンセル料だけで、数万円~数十万円になってしまうことも考えられます。掛け捨ての保険なので、無事に旅行ができたときには、保険料は戻ってきませんが、心配なときにはこうした高額な負担に備える手段として、旅行キャンセル保険を活用してみてはどうでしょう」

出典元:

WEB女性自身

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