「クレジットカードの明細を見ていたら覚えのない引き落としが。
当時小学生だった息子のオンラインゲームのサブスク……。
利用しないまま7年間も年額5千円ほど払い続けていました。高い勉強料でした」(50代の女性)
定額料金で一定期間のサービスを受けることができるサブスクリプション(以下、サブスク)。
動画見放題や音楽聴き放題などが代表的だが、サブスクには、特定のソフトが使い放題といった「利用権」を購入するサービスのほか、化粧品や健康食品などの定期購入、洋服やバッグのレンタルなど「商品」を購入するサービスまで多岐にわたっている。
そんなサブスクは、ネットで簡単に契約でき、都度払いよりも手軽と大はやり。
その一方で、利用しているかどうかにかかわらず課金されるため“支払い続ける”といったトラブルも少なくない。
国民生活センターが集計した全国の消費生活センターに寄せられた相談件数は年々増加。
サブスクに関しては、この1年で1万5千件以上の相談があり、その大多数が解約に関するトラブル。
とくに50~60代の相談件数が急増中だ。
