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「寝室は家の中でいちばん重要な開運スポットです。たとえほかの部屋が散らかっていても、とにかく寝室さえ片付けておけば問題ありません。そもそも風水では『寝室をもって家の中心とする』といわれています。運気は家の中心に集まってくるので、寝室を整えて吉相にしておけば、金運が上がりますよ」

 

そう力強く断言するのは、日本の風水・家相の第一人者であるDr.コパ先生(70)。

 

「人は睡眠中、知らず知らずの間に不運を吐き出しています。不運を出したぶんだけ、幸運が舞い込みやすくなるのです。不運と幸運を効率よく交換するためには、寝室を“新陳代謝のよい状態”にしておく必要があります。睡眠中が金運UPにいちばん重要な時間帯なんですよ」

 

コパ先生によると、運の王様は金運で、金運さえ上げられれば、全体的な運も上がるそう。特に、10月は金運を上げるうえで絶好のチャンスだという。

 

「家相的に、11月は建物のお正月といわれています。10月中に寝室を整えて、来年の運気や幸せなどをお願いしておけば、来年1年間、幸運に恵まれるんです。伊勢神宮の神嘗祭、1年間の五穀豊穣のお礼をする祭祀は10月15日から行われます。神様に願いが届きやすい日なので、来年の金銭的な予定や願い事は10月15日までにきちんと整理しておきましょう」

 

願いを神様に届けるためにいちばん効果的なのは、「祈願書」を作ることだという。用意するのは封筒2通と便せん2枚。封筒の表に「祈願書」と書き、裏には自分の名前と、実際の日にちにかかわらず「二〇一七年十月十五日」と日付を書き込む。

 

「家を建てる、マンションを買う、リフォームする、車を買い換えるなど、来年お金が必要になる理由と、『だから、いくら必要です』という金額を便せんに書きましょう。文末に自分の名前と『二〇一七年十月十五日』と書くのも忘れずに。同じ内容のものを2通作り、その2通を持って、自宅近くの神社に行き、あらためて神様に頭を下げてお願いしましょう。必ず2通とも手書きで! コピーはダメですよ」

 

神社から帰ったら、「祈願書」の1通は枕元に。もう1通は持ち歩くか、神棚や仏壇に供えたり、引出しにしまったりするなど、大切に保管しておく。そうすれば寝室に祈願が充満し、願いがかないやすくなるのだ。

 

「さらに、10月は風水的にも家相的にも、インテリアを来年用のものに替えるタイミングとして、ベストな時期なんです。来年のラッキーカラーはピンクとオレンジです。ピンクは人間関係、恋愛、結婚を表す色。オレンジは人気や才能、旅行、子宝や不動産などの財産を表す色。これから寝具やパジャマなどを購入する機会があれば、ぜひピンクとオレンジを意識してくださいね」

 

その2色に金運、仕事運を表すゴールドを加えた3色のグッズを、寝室の北西と東南、2カ所両方に配置すると、さらに金運UPに効果テキメンだとか。たとえば、ゴールドの額縁にピンクとオレンジを配したポストカードを飾ってみたり、ゴールドのストールとピンクのバッグとオレンジの帽子を置いておいたり。とにかく北西と東南にラッキーカラーを配しておけば、グッズは何でもよいそうだ。

 

何かと物入りな来年に向けて、いつも「お金がない」とため息をついている人は実践してみよう!

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