2月25日、金メダルの羽生結弦選手をはじめとしたソチ五輪日本代表が、成田空港に凱旋帰国した。折しもそのときサッカーくじBIGは2週間限定で、1等キャリーオーバー含め最大10億円を発売中。その当せん結果(3月2日)を見てみると、10億円3口のうち、なんと成田空港と羽田空港を結ぶアクセス特急沿線の2つの売り場で20億円が飛び出していた。

 

「羽生くんの凱旋と10億円連発には関係があると思いますよ。BIGのくじの対象はサッカー。動の気なので、風水的にもともと人の移動手段である駅の売り場から出やすい。今回は羽生選手ら選手団が成田に凱旋帰国し、約千人のファンが成田に押し掛けました。その熱気が成田と羽田を1本で結ぶ成田アクセス特急沿線に20億円をもたらした。金が金を呼んだのでは」(風水建築家・山下剛さん)

 

では今回の10億円はどんな人に当たったのか?さっそく“10億円BIG1等”が出た売り場を直撃してみた。

 

「じつは前の週にminiBIG1等(約112万円)が出たばかりなんです」と話すのは『京急品川駅構内宝くじ売場』の販売員・田村由紀さん。売り場があるのは、京浜急行品川駅2番ホーム。肝心の10億円BIG当せん者はまだ現われていないというが、miniBIGの当せん者は直後に売り場にやって来たという。

 

「30代のサラリーマンでした。たまたまこのホームに降りたらBIGの売り場があったので買ったそうです。当せん後、縁起を担いでまた買いに来てくれているんですよ。売り場を見つけたらすぐ買う、本当にひらめきが大事だねと笑ってました」(田村さん)

 

売り場のある2番ホームから発車するのが成田空港行きのアクセス特急。この特急に乗って約1時間。北総線・印西牧の原駅近くにあるのが『ジョイフル本田千葉ニュータウン店』だ。ここでも“予兆の小当たり”があった。昨年8月に、BIG2等約269万円が出ている。

 

「ホームセンターの中にあるので、買い物ついでにBIGなどのくじを購入される人がいちばん多いですね」(販売員・福田真理子さん)

 

残る1口はインターネット販売、オフィシャルサイト(JCBカード決済)での購入だった。次は6月のサッカーW杯開催時に、また10億円という声もあるBIG。どの販売ルートを選ぶかも次回の重要なポイントといえそうだ。

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