空前の深海魚ブームの波に乗って、深海魚を模したぬいぐるみが売れている。全国の水族館やぬいぐるみ専門店などでは、完売・入荷待ち状態の人気商品もあるという。
「特にダイオウグソクムシやメンダコなどのぬいぐるみが、飛ぶように売れていますね」(鳥羽水族館の担当者)
横浜にある、ぬいぐるみ製造販売店「ラブジャーニー」の担当者も、その大人気ぶりを次のように語る。
「うちではいろんなぬいぐるみを取り扱っていますが、深海魚ぬいぐるみの売れ行きは群を抜いています。製造が間に合わなくて、欠品している物も多く、ダイオウグソクムシに至っては、1カ月近く入荷ができないという状態に。つい最近入荷したばかりで、やっと安堵できるようになりました」
そのほかにも、ちょうちんとしゃくれた顎が特徴の『チョウチンアンコウ』や神秘的な姿の『リュウグウノツカイ』、プチサイズになった巨大ザメ『メガマウス』など、ラインナップも充実。かわいいとは素直に言いがたいぬいぐるみ、部屋に飾って深海気分を味わってみてはいかが?