話題のスポットやニューオープンのお店を、本誌編集者・めた坊(40歳独身。食いしん坊生活が続き、身長170センチで体重はかろうじて0.1トンを切るメタボ体形に成長)が覆面取材。“勝手に対決”させるこの企画。今回のお題は「日本初上陸“アメリカンミート”」だ。
まずは、自由が丘にある『ベアバーガー』は、ニューヨーク発のオーガニックハンバーガー店で、7月19日開店。アメリカ以外での出店は世界初。有機野菜や保存料を使わない手作りのバンズを使用しているのが特徴だ。
白い清潔感のあるお店に近づくと、すでに肉を焼いている香りが漂ってきて思わずゴクリ。2階へ案内され、13種類あるハンバーガーからオススメのナチュラルマヨネーズとたくさんのオーガニック野菜を使った『カウンティフェア』(1,814円)を注文。さっそくガブリ!ミディアムに焼かれたパテは、肉汁がしたたりジューシー。ピクルスの酸味と絶妙のコンビネーション。レッドオニオンも辛味がなく、食感が楽しめる。ファストフード店とは味も値段も大違い。
次なるお店は、全米で400店以上も展開するプレミアムハムブランド『ハニーベイクド・ハム』。こちらも、海外出店は日本が初めて。地下鉄・神谷町駅の階段を出てすぐという立地のよさだ。
ハムは厳選した豚のモモ肉を20時間以上かけてじっくりと熟成薫製、はちみつと独自のスパイスで味付けされている。名物のハムを使用したサンドイッチは全部で5種類。今回は、ハムとチーズをバンズに挟んだシンプルな『ハニーベイクドハムサンドイッチ』(580円)をチョイス。
ハムの優しい甘さと薫製の香ばしさが、鼻を爽やかに抜けていく。やわらかな食感、肉肉しい味。少し甘めのバンズ、チーズの塩気との相性も抜群。これが、全米で支持されているハムであることに納得!夜には、グリルしたハムなどのおつまみで、お酒を楽しめ、サンドイッチとハムは、テイクアウトもできる。
【めた坊ジャッジ】さすが肉食大国のアメリカンミート。その味は両者ともにワンダホー!この暑さのなか、地下鉄の出口から30秒はありがたい。立地が決め手で今回はハムの勝利!