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近年の米中貿易摩擦などを受け、今、金の価格が20年前の約6倍にもなっているそう。でも、「金なんて持っていたかしら?」と思ったあなた。金は、自宅の意外なところに眠っている可能性が大。今こそ“埋蔵金”を大捜索する絶好機ですーー。

 

「金の価格は、米国の9.11のテロ事件に始まり、現在の米中貿易摩擦など、世界情勢の不安を背景に高騰してきました。今、純金1グラムの価格は約5,700円。これは’00年にくらべ、約6.5倍。今、売らずして、いつ売るのかという状況です」

 

こう話すのは『いま金を買わずしていつ買うのか!』の著者で、金にくわしい植田進さん(横浜総合FP事務所代表)。金の財産といえば「延べ棒」。自分とは無関係と思う人も多いだろうが、植田さんは言う。

 

「とくに昭和の人は金製品に憧れ、買い求めています。日本人の家には、思いがけない金製品がたくさんあるんです。私はそれを“家の埋蔵金”と呼んでいます。金価格高騰の今、それを現金化して、小金を稼ぐ絶好の機会です」

 

指輪、ネックレスといった宝飾品だけでなく、金はじつに意外なものに使われている。

 

「もちろんブランド品の指輪などは金として売るより高く売れるモノもありますが、じつは壊れてしまったり、まさかこんなものが売れるなんてと思いがちなものにも“埋蔵金”があるんです」

 

そう語るのは、貴金属買取り大手「大黒屋」の飯村崇史さん(質 六本木アマンド上店店長)。貴金属買取り歴15年のベテランだ。

 

「金製品といっても、純金(24K)から、18K、14Kと、金の含まれる割合によって、買取り価格は異なります。大黒屋では、24Kが1グラム5,150円、18K 4,020円、14K 2,950円(10月30日現在)です。買取り価格の目安は単純に金製品の重さ×価格で決まってきます」

 

つまり18Kのチェーンの場合、重さが5グラムならば、買取り価格の目安は2万円前後ということになる。

 

「宝飾品として売るのではなく、製品に含まれている金そのものを売るので、たとえばつぶれた指輪でも、壊れたバックルでも、傷ついた金杯でも関係ありません。先日も、お母さんの遺品整理の品を大量に鑑定に持ち込まれた中に、壊れた財布についていた金色の小さな鈴がありました。調べたら18K。もう書けなくなったモンブランの万年筆のペン先も買取ります」

 

古い時計で、ベルトの長さを調節した際、残ったコマだけでも売ることが可能。留め金がなくなったピアスなども同様だ。フレームが曲がったメガネもOK。まさに、使えなくなった“不用品”のなかにお宝が埋もれているのだ。

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