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依然として猛威をふるい続ける新型コロナウイルスに立ち向かうためには、ぬかりない予防対策だけでは不十分。万一感染してしまったときにウイルスに負けない“免疫力”を、いまからしっかり強化しておこう。まずは次の免疫力チェックを!

 

□ おなかや手足が冷える。体温が低い
□ 野菜や果物はあまり食べない
□ 日常的に激しい運動をしている
□ 妊娠している
□ 慢性的に寝不足だ
□ 座り仕事が多く、運動不足だ
□ ダイエットで食事制限をしている
□ 甘いものや脂っこいものをよく食べる
□ 喫煙している
□ いつも強いストレスを感じる
□ 生活リズムが乱れがちだ
□ 毎年のように風邪をひく
□ 便秘気味である
□ 口内炎や口唇ヘルペスがよくできる
□ 笑う機会が少ない
□ 口や目の渇きを感じる

 

当てはまる項目が、0〜2=免疫バランス良好。引き続きストレスや生活習慣の乱れに注意して。3〜5=免疫バランスにやや不安あり。日々の「免疫意識」を高めましょう。6〜9=かなり免疫バランスの悪い状態。10以上=いつ病気になってもおかしくない状態。生活習慣全般を見直して!

 

“免疫力”を向上させることは、ふだんの生活のなかでもできるそう。そこで“免疫力”を向上させる生活習慣を2択クイズ形式で出題! 出題してくれたのは、純真学園大学客員教授で、『それでは実際、なにをやれば免疫力が上がるの?』(ワニブックス)の著者・飯沼一茂先生。

 

【Q】昼下がり、つかの間の自分の時間は?

大きな声でカラオケ or 静かに読書

 

正解は大きな声でカラオケ。大声で笑うことが免疫細胞の一種であるNK細胞を活性化するというのはよく知られているが、楽しく歌うことも免疫の活性化に効果があるという。

 

「大きな声で歌うことは、体温の上昇や、快感ホルモンの分泌を促進してくれるので、免疫力の向上も期待できます」(飯沼先生・以下同)

 

【Q】趣味のクラシック鑑賞。聴くならどっち?

ベートーベン or モーツァルト

 

正解はモーツァルト。近年、免疫力向上に寄与する音楽があることが解明されている。

 

「注目されているのは『f分の1ゆらぎ』という音の波動。モーツァルトやバッハ、ショパンといった特定のクラシック音楽以外に、美空ひばりさんの歌声にもこの波動があることがわかっています」

 

【Q】小腹がすいたときのおやつは?

新鮮な黄色いバナナ or 茶色い斑点の出たバナナ

 

正解は茶色い斑点の出たバナナ。バナナには、タンパク質の代謝に不可欠なビタミンB6や善玉菌のエサになるオリゴ糖などが含まれる。

 

「免疫力の向上には選び方がポイント。茶色い斑点が出た熟成バナナには、免疫力のもとである白血球を増やす効果が、若々しいバナナの約5倍という研究結果も」

 

【Q】運動不足の解消に適切なエクササイズは?

1時間のウオーキング or 30分のハードなエアロビクス

 

正解は1時間のウオーキング。シンプルながら免疫力を上げてくれる運動がウオーキング。

 

「有酸素運動は、血液中の免疫細胞である白血球やリンパ球の働きを高めてくれるのです。1日の目安は7,000〜8,000歩(=1時間程度)。ハードな運動はむしろ免疫力を下げてしまうのでご注意してください」

 

免疫力UPのルーチンを身につけよう!

 

「女性自身」2020年4月7日号 掲載

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