10月8日から中国でも一般公開されたシャンシャン。その約8カ月前、返還された直後に碧峰峡基地から配信された写真や動画では痩せたように見えて、心配の声があがっていたが、一般公開されたシャンシャンは上野にいるときのようにまん丸顔で食欲旺盛だった。その元気な姿にファンたちも一安心したようだ。
その後、11月初めには毎日パンダこと高氏貴博さんと日本のメディア関係者たちがシャンシャンを訪問。聞き覚えのある日本語をたくさん耳にしたシャンシャンは、日本にいたころを思い出したようで、上野にいた当時のように、急に荒ぶってみたり、木登りを始めたり、さらにはガラス越しにファンとハイタッチしたりして、再会した人たちを喜ばせていた。
最近では、シャンシャンのいる庭に小鳥が迷い込み、優しく手を差し伸べて遊ぶようなしぐさがSNSで話題に。「上野で友達だったカラスのカタロウみたいだ」「もしかしてカタロウが姿を変えてシャンシャンに会いに来たのでは?」などと、楽しい妄想話でファンたちは盛り上がった。
そんなシャンシャンに「一度は会いに行かないと」と年末年始、中国へ行く人が急増している。なかには1カ月も滞在して、シャンシャンとクリスマスを過ごした人や、あまりのかわいさに、1カ月後にまた弾丸ツアーで会いに行くという人も……。
ファンはみんなシャンシャンに会うと幸せホルモンが溢れ出てくるようだ。
中国に行くのが難しくても、SNSやWEBサイトからお気に入りの画像をダウンロードして待ち受けにしたり、シャンシャンの本を部屋に飾ったりして、幸せ気分を味わうこともできる。いつも心にシャンシャンの笑顔を。