料理指導・広里貴子さんが明かす「朝ドラレシピ」のこだわり『舞いあがれ!』の塩は五島から取り寄せた
画像を見る たこやきパーティー(写真提供:NHK)

 

■別れの涙の味がした『スカーレット』ちや子さんのお茶漬け

 

下宿屋「荒木荘」で働いていた川原喜美子(戸田恵梨香)が、仲よくなった住人・庵堂ちや子(水野美紀)に、別れの手紙にしたためたレシピ。ちや子は泣きながら作った。「疲れぎみのちや子のために、喜美子が心を込めて考えたものです。実山椒の香りと梅干しの酸味で疲れているときでも食欲が出ますよ」

 

【材料】

ごはん…茶碗1杯分
緑茶…適量
梅干し…1つ
実山椒…小さじ1/4
三つ葉…少々
塩…1つまみ

 

【作り方】

(1)湯を沸かしてお茶を作る。三つ葉の大きさは指2本分くらい(3cm)に刻む。
(2)お茶碗8分目までご飯をよそう。
(3)ご飯の上に梅干し、実山椒、三つ葉をのせ、塩を振る
(4)熱いお茶を上から注いでできあがり。

 

【ワンポイント】

「塩の代わりに砕いたおかきをのせてもおいしいです。実山椒の代わりにお好みでしょうが、ねぎ、ゆずなどを加えてもいいですね」

 

【教えてくれたのは…】

広里貴子(ひろさとたかこ)さん

『ごちそうさん』(’13年)以来朝ドラ10作で料理指導を務める。料理教室講師、料理番組のフードコーディネーターとして、大阪を中心とした食の魅力を発信し続けている

 

(写真提供:NHK広里貴子さん)

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