ガンを発症前に消滅させるための「ブレイン・トレーニング」
「実は私自身が以前、すい臓にガンがあると診断されました。しかし日常生活で8つの努力を半年間続けたことで、検査数値が一気に下がったのです。現在、ガンは消えた状態になりました」
そう語るのは『新脳内革命2 春山茂雄のガン革命!』(光文社刊)の著者で、現在は恵比寿ブエナヴィスタクリニック院長の春山茂雄医師。同書では、従来の検診よりも早い段階でガン細胞の存在をキャッチする検査法や、その後の対策を紹介している。
冒頭で春山先生が述べた8つの努力。それが、ガンの芽を摘み取る「ブレイン・トレーニング」だ。
「これは私たちの生命活動を支えるエネルギー、ATP(アデノシン三リン酸)を増やし、活性化させる生活習慣です。さらにATPは、天然の抗ガン剤ともいえる働きを持っています。ガン細胞の成長を止めたり、良性腫瘍に方向転換させるだけでなく、ガン細胞そのものを直接殺すこともあるのです」
その実践方法は……。
〈片足スクワットで古い筋肉を壊す〉片脚ずつ各10回が目安。「新しい筋肉をつくりやすくします」
〈加圧ベルトで成長ホルモンを引き出す〉両方の二の腕に加圧ベルトを巻き、5分間両腕の屈伸を。
〈濃縮酸素を吸入する〉酸素濃縮機を使い、濃度の濃い酸素を吸入。「朝晩10分ずつ行いましょう」
〈電解水素水を飲む〉「生成器を利用し、1時間に1回、50cc以上の補給が理想的です」
〈深呼吸で炭酸ガスをためる〉1分間に2〜3回呼吸するスピードで腹式呼吸を。1時間おきに5分間。
〈磁気マットを使う〉「交流タイプの磁気マットを生活のなかで使用してください」
〈皮付きのリンゴを食べる〉「リンゴの皮と身の間には10種類以上の有機酸が含まれています」
〈コエンザイムQ10を補給する〉1日3錠が目安。市販のものは成分に偏りがあるので慎重に。
ガンが開花する前ならば、これで十分ガン細胞はやっつけられると春山先生。「さらに言うならば、健康な方にも取り入れてほしいですね。このトレーニングは、生命力をアップする最も根源的な方法です。ガンを筆頭に、あらゆる病気予防につながります」