すでに持っている人も、まだメガネデビューしていない人も。あなたを“メガネ美人”にするメガネが見つかる選び方とは。『あなたの眼鏡はここが間違っている』(講談社)の著書もある眼鏡スタイリストの藤裕美さんに、5つのポイントを解説してもらった。
【1】基本はフィッティング
「同じ眼鏡でも掛ける位置によって印象が変わります。天地幅が狭い眼鏡は黒目が中心にくるのがベスト。最近の流行の天地幅が広い眼鏡は黒目が中心から少し上にくるのがベスト。鏡の前で眼鏡を上げ下げすると、その違いがわかります」
【2】サイズ感をつかむ
「顔を小さく見せたいがために、顔の横幅いっぱいまでのレンズや横長いフレームを選んでいる人が多い。ところがそれだと、フレームと目のバランスが悪く“寄り目”のように見えてしまいます」
基本はレンズの横幅の中央に目が位置するメガネを選ぼう。
【3】年齢は気にしない!
「白髪やシワも、メガネと合わせることで魅力的な“個性”に変わります。むしろ年齢を重ねるほど、似合う種類の幅が広がるんです。顔に馴染ませるより、あえてメガネで個性を出すことでおしゃれ感UP。ご自身が“これはちょっと派手かも”とブレーキがかかる半歩上のデザインが目安です」
【4】シーンに合わせて選ぶ
何千本の中からお気に入りのフレームを探すのは至難の業。買う前にどんなものが欲しいのか、用途を想定しておくと選びやすい。
「たとえば仕事柄、落ち着いた雰囲気を出したいときは、フチなしフレームや、シンプルなメタルフレームがおすすめです。素材やディテールに少し気を使うと雰囲気が良くなります」
【5】ノーメイクでも安心
自宅でノーメイク時、宅急便の応対や、急なコンビニの買い物などに困っている人は、メガネで解決。
「肌写りがいいものを気にしてみましょう。赤などもいいですが、寒色系やポイントで白が入ったのもおすすめ。黒いフレームなら、裏側が明るい色になっているものを選ぶだけで肌写りUP。明るい色ならば、肌にも反映されるんです。たとえばピンクだと、上からの光でチークのような効果もあるんですよ」
このように、がらりと印象が変わり、「それいいね」と褒められやすいのがメガネ。
「まずはいろんなメガネを試着して女優のようにメガネで変身してください。気持ちも上がるし、自信に繋がります。実際にメガネを変えて仕事がうまくいったり、人間関係が円滑になる人もいるんです」
さっそくメガネ店で、かけたことのないメガネに挑戦しよう。人生を変える“運命の1本”が見つかるはず!