便秘薬常用で認知症の発症リスク高まる可能性…英最新研究が発表
記事投稿日:2023/04/12 11:00 最終更新日:2023/04/12 11:00
高齢になるほど、腸の活動は衰えてくる(写真:PIXTA)
《下剤を日常的に使用していると、認知症の発症リスクが高まる可能性がある》こんな研究結果が2月、海外の医学誌『Neurology(ニューロロジー)』で発表された。この研究はイギリスで40~69歳の18,235人を対象に行われた調査にもとづいたもの。4週間にわたって市販の下剤、すなわち便秘薬を常用(ほぼ毎日使用)した人とそうでない人を約10年間追跡調査した。その結果、下剤を...