■ミネラル豊富でご飯に合う「梅干しの簡単すまし汁」
【材料(2人分)】
梅干し…2個
みょうが…1個
大葉…4枚
しょうが(すりおろし)…小さじ1~2
削りぶし…2g
熱湯…300ml
しょうゆ…小さじ2
【作り方】
(1)みょうがは小口切り、大葉はせん切りにする。
(2)器に梅干し、しょうが、削りぶしを入れ熱湯を注ぎ、しょうゆを入れ混ぜたら、(1)の薬味を加える。
【特徴】
夏疲れを癒すクエン酸が豊富な梅干しは塩分やミネラル補給にも有効。みょうが、しょうが、大葉の香味野菜で食欲増進も!
若宮さんが解説する。
「さわやかな酸味がおいしいトマトには、うま味成分であるグルタミン酸が豊富。具材に加えるだけで味噌汁のコクがアップします。グルタミン酸は腸の消化・吸収を促すので、胃腸が弱る夏には適しています。またトマトには体内の余分な塩分を排出するカリウムも多く含まれているので塩分を気にせずに味噌汁を食べられますね。
またレモンは夏の疲れを回復させるビタミンCが多く、夏場に不足する鉄分の吸収を高めてくれます。小松菜や大豆製品など鉄分が豊富な食材と組み合わせると効果的です」
味噌汁の具材としては「え?」と思うかもしれないが、トマトもレモンも実際に食べてみると、さっぱりしていて箸が進む!
「塩分が多い梅干しは味噌と合わせずにお吸い物風に。梅干しに多いクエン酸は、疲労回復だけでなく、ミネラルの吸収を促進してくれます。ミネラルが豊富なしょうが、みょうが、大葉などの香味野菜を組み合わせるのがポイントです」
さあ“すっぱい汁物”で熱中症に負けない体をつくろう!