冬の肩こりは“揉まない”で治す!? 名医に聞いた意外な解消ワザ2つ
画像を見る 首回りを温めることは肩こり改善につながる

 

■世界の【肩こり事情】くらべてみたら

 

【ベトナム】魔法の液体!?「ヤウ・ヨー・サン」は何にでも効く常備薬

 

ベトナムで昔から行われてきた肩こり対策の民間療法が「カオヨー」。特製のヘラ、あるいはスプーンなどを代用し、体の表面、ツボのラインを何度もなでこする。結果、血行が促され、体のこりがほぐれていくんだとか。また、カオヨーのもう一つの必需品が、現地で魔法の液体と呼ばれる「ヤウ・ヨー・サン(緑の風油)」。

 

カオヨーの際は、これをたっぷり体にふりかけてから、ソフトタッチで優しくなでこする。このヤウ・ヨー・サン、腹痛や喉の痛みなど「何にでも効く」と信じられている、まさに“魔法”のような“常備薬”なのだ。

 

【台湾】季節を問わず温かいものを好み、体を温め血流の滞りを防ぐ

 

「食は医なり」の考え方が浸透している台湾。夏はうだるような暑さだが、現地では季節を問わず温かな飲み物、食べ物が好まれ、朝は白湯や、温めた豆乳を飲む習慣を持つ人も。体を温め、血流の滞りを防ぐことで、肩こりや腰痛予防につなげている。

 

なかでも注目なのが「當歸(とうき)」。日本では「当帰」と書く生薬で、セリ科トウキ属の植物の根を乾燥させたもの。血行促進や冷え解消に効果があり、肩こりのほか、月経痛、更年期障害など女性にうれしい効能が満載。独特な香りと色のスープになるが、台湾では肉や魚などと煮込んで、そのまま食す。

 

【韓国】伝統の「コルギ」での改善もあるが、美容大国ならではの注射で一発解決

 

いまや日本でも有名になった韓国伝統の「コルギ」。さまざまな手技を駆使し気の滞りや血液の循環不良を改善、肩をほぐしていく。

 

いっぽう“美容整形大国”らしい肩こり解消法も。それが「肩こりボトックス注射」。肩こりは肩の僧帽筋が緊張・萎縮することで起こる循環障害。そこで、筋弛緩作用があり、筋肉の緊張や痛みを抑える効果が期待できる「ボツリヌス菌」を、患部にダイレクトに送り込むのだ。効果は数カ月間続くとされる。ただし、流産などのリスクが高まるため、妊娠中や妊娠の予定のある女性はNG。

 

【スウェーデン】科学的な施術のいっぽうで、小麦を使用した自然療法も

 

スウェーデンの肩こり解消法といえば「スウェディッシュマッサージ」。約200年前、医師が解剖生理学に基づき開発した科学的アプローチのマッサージ。施術にはオーガニックのオイルを使う。多くのオイルマッサージの源流とされる。

 

スウェーデンには温めた(もしくは冷やした)小麦を使った伝統的自然療法も。「麦の温冷ネックピロー」と呼ばれるもので、レンジで加熱したピローの温熱効果により肩・首の筋肉の血行を促進、慢性的なこりを和らげる。冷蔵庫で冷やしたピローは、スポーツ時などの急性の肩の炎症を抑える効果が。

 

画像ページ >【イラスト解説あり】ペンつぼ押しで肩痛改善(他1枚)

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