「泡立て器や、焼き網を変身させると、娘は、『これかわいいね』と言って、すぐに気づいてくれます。女の子なので、興味があるみたい。子どもも含めて、人から反応があることはうれしいですね」
そう語るのは、今話題の100均一ショップのアイテムで、インテリアを大改造する主婦の榎並千明さん(36)。5月10日、情報番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に「100円グッズリメークの達人主婦」として登場するや、大反響。テレビの放送後、インスタグラムのフォロワーが一気に3,000を超えたという。
今回、榎並さんが本誌読者のために「100均アイテムのリメークインテリア術」を披露してくれた。
【焼き網】リメーク
窓上の天井とカーテンレールの間に、焼き網でディスプレーコーナーをつくり、フェイクグリーンや流木を飾った一品。
「焼き網をつなげてワイヤで固定するだけ。(ネオン管文字のような)“Beach”のプレートも、100均ショップ『セリア』で見つけました。抜け感を出すため余白を多めにとっています」(榎並さん・以下同)
【麻ひも】リメーク
麻ひもを編み込み、小さくかわいいハンモックを手作りし、部屋のアクセントに。
「雑貨屋さんでロープでつくられているハンモックを見つけて、いいな〜と思っていたところ、麻ひもを編むプラントハンガーもはやりだしたので、麻ひもでもハンモックになるかもとひらめいたんです」
【泡立て器】リメーク
泡立て器のワイヤの1カ所を指で広げ、こけ玉を入れるだけ。ちなみにこけ玉も100均アイテム。
「おたまを鉢植え代わりにしている人をみかけて、それで試しに泡立て器でアレンジしてみました。ボール状のところにこけ玉がぴったりでした(笑)」
【流木】リメーク
自然な形と色を生かした「流木」インテリアは、榎並さんのリメークに欠かせない。今回は大小の流木を組み合わせてハシゴ状に。
「夏休みとお正月に帰省するたびに、流木を拾って集めてきます(笑)。緑と組み合わせると爽やかさがアップします。流木だけじゃなくて、公園で落ちている枝も拾ってきてインテリアに改造していますね」
さまざまな100均ショップを熟知している榎並さんは、その魅力をこう語る。
「今、100均ショップは、本当にいろんなものがそろっています。インテリアにすぐ使えそうな素材探しは『セリア』へ。リメークの材料として豊富なのが『ダイソー』。『キャンドゥ』にはマリン系の雑貨やモノトーンのキッチングッズを求めたりと、お店を使い分けることが多いですね」