話題のスポットやニューオープンのお店を、本誌編集者・めた坊(41歳独身。食いしん坊生活が続き、身長170センチで体重はかろうじて0.1トンを切るメタボ体形に成長)が覆面取材。“勝手に対決”させるこの企画。今回は、池袋百貨店ニューオープン「レストラン」対決だ!
最初に向かったのは、名古屋で116年続く老舗精肉専門店「スギモト」の初業態「オールドマンハッタン」(東武百貨店11階)。熟成肉のハンバーグやステーキのお店だ。こちらの“熟成肉”(エイジングビーフ)とは、風と微生物を使って最低3週間から数カ月間寝かせたもの。
熟成肉のおいしさを存分に堪能できるという「N.Y.スタイル牛イチボステーキ」(4,860円)を注文。ミディアムレアの肉はとっても軟らかくて、かめばかむほどに甘味が感じられる。「ビーフハンバーグ」(1,890円)は、ナイフを入れると肉汁がジュワー〜。ひき肉のうま味が凝縮されているハンバーグを、あっという間に完食。「ルッコラとシャンピニオンのサラダ」(648円)は、マッシュルームの歯ごたえとブラックペッパーが効いたソースが合う。質も量も大満足だった!
次は、同じフロアにある「アミーコ ビオ エ ナプレ」へ。こちらは日本初の飲食店向けオーガニック認証(リーファースオーガニックレストラン認証)の第1号店である「ピッツェリア・トラットリア ナプレ」の新ブランド店。使用しているのは、国産有機食材。小麦粉、生ハム、オリーブオイルなどは、イタリアから直輸入しているそう。
注文した「ミネストローネ」(1,000円)はズッキーニや芽キャベツがたっぷり。酸味は少なく、あっという間に完食。店内にある窯で焼いたピッツァは店員さんが「ハーフ&ハーフ」(2,800円)をおすすめしてくれた。アンチョビの塩気とトマトソースの酸味がマッチしたさっぱりとしたものと、もうひとつは濃厚なモッツァレラ、ハム、バジルのシンプルな素材の味が楽しめるもの。最後は「ピスタチオのアイスクリーム」(800円)。シャーベットのような歯ざわりでデザートにピッタリだ!
【めた坊ジャッジ】デパート上階のレストランは実力派ぞろい。味にも量にも大満足。なので、今回は引き分けだ!