話題のスポットやニューオープンのお店を、本誌編集者・めた坊(41歳独身。食いしん坊生活が続き、身長170センチで体重はかろうじて0.1トンを切るメタボ体形に成長)が覆面取材。“勝手に対決”させるこの企画。今回は、「真夏のスイーツ」対決だ!
最初に向かったのは東京・渋谷にある『ブルックリンレモン』。店名からわかるとおり、レモンを使ったスイーツを提供している。メニューはタルト2種類とクリームパフが1種類。それとドリンクが2種類。
お店イチ押しのレモンタルティ(280円)は生クリームがちょこんとのっていてかわいらしい。形をめでつつ口に入れたら、これは生クリームではなくメレンゲだった。そしてけっこう酸っぱい!シャキーンと覚醒する酸っぱさ!レモンクリームも濃厚でありながら本格的な酸味。口をすぼめながら食べ終わるころには暑さでぼーっとしていた頭がさえてきた。
ストロベリーレモンタルティ(360円)はいちごが1個そのまま入っていて1日50個限定。レモンの酸味といちごの甘酸っぱさが口の中で広がっていった。タルトと比較するとクリームパフ(320円)は酸っぱさが控えめ。チョコチップが入っていてレモンとチョコの相性のよさを新発見。さっぱりとした甘さで夏におすすめのスイーツを堪能できた。
次に向かったのは池袋にある「マイクリームミッケ」で、こちらはシュークリームの専門店。このお店の特徴は10種類のフレーバーから好きなクリームを選べること。クリームをダブル(2種類)で選ぶこともできて、自分好みにカスタマイズできる。
アイスクリームをスクープするみたいにクリームをスクープしてシューに挟み込む。アイスクリームと違って溶けないけれども、食感はかなりアイスクリームに近く、ひんやりしている。ちょっと不思議なスイーツ。そのひんやり感が今の時季にぴったりで1個ペロリと食べられる。
カスタード(270円)は甘さ控えめでショコラはチョコの味が濃厚、抹茶黒みつは本格的な抹茶味。暑い日に、手土産に持っていったら喜ばれそうだと思った。
【めた坊ジャッジ】両者とも、夏向きのサッパリとした甘さで疲れが吹き飛びそう!今回は甲乙つけがたく引き分けだ!