DVDで、動画配信で、年末年始は「自宅でのんびり映画でも見よう」と考えているあなたに朗報。なんと、血液型別の“お金体質”をふまえた「金運を底上げする映画」があったんです!
「以前、『50回目のファースト・キス』を見た知人から『急に仕事にやる気が出て臨時ボーナスをもらった』と聞いたのが、映画には人の運気を上げる力があると考えるきっかけになりました」
そう話すのは、行動心理学にくわしい御瀧政子さん(心理研究家)。映画を見ただけで運気が上がる? にわかには信じがたい人もいるだろう。
「後日、心理学、脳科学の立場から、改めてこの作品を見ました。前日のことをすべて忘れてしまう短期記憶障害の女性に一目ぼれし、毎日告白する獣医の男性を描いた物語。そこにはコツコツと続けることで欲しいものが手に入るという強いメッセージを感じました。これが彼の潜在意識にある“やる気スイッチ”に働きかけて、運気を上げたのだと思います」(御瀧さん・以下同)
もともと御瀧さんは自ら年間100本は見ているという映画好き。それ以来、見た映画すべてを「運気アップ」の面で星付け。手元に膨大なリストができあがっているとか。今回はそのリストの中から、とくにお金に関する潜在意識に働きかける映画を厳選。さらに、血液型別性格診断の分野では第一人者でもある御瀧さんはこう語る。
「血液型によって、お金に対する気質が違います。当然、金運を上げる“やる気スイッチ”のポイントにも違いがあり“金運を上げる映画”が異なります。そこで血液型別に6作品ずつを選びました」
また直接、潜在意識に働きかけるために、おすすめ映画を見るのには順番があるという。
「まず◯マークの2作を見て、感動してください。感動することで心が清まり素直になります。つぎは△マークのあなたを応援してくれる2作。最後に□マークの2作。これであなたの潜在意識に“金運やる気スイッチ”が点灯。お金が貯まる体質になっているはず。できれば見るときは集中力を上げるため、空腹時がおすすめ」
■「O型」主人公の生き方に感応して“リーダー気質”を刺激!
【お金体質】
「とにかく稼ぐことに真剣で、少しでも収入アップになることを常に探している人が多いのがO型。稼いだ分、使うことにも積極的。ブランド品や高級リゾートが大好きな傾向が。そんな散財がつぎの仕事への原動力となるのが、あなたの特徴と言えるでしょう。そんなあなたの金運を左右するのは、堅実に貯めてドーンと使う、このサイクルをしっかり守る計画性と冷静さです。逆に、人一倍闘争心が強いことが災いして、株などのリスキーな投資で熱くなりやすいので気をつけて」
【金運を底上げする映画】
「リーダー気質が濃厚なO型は、チームワークを描いた映画や自分の意志を貫く主人公の生き方に感応しやすいもの。そんな主人公に自分を重ね合わせてみることで、冷静な判断力の大切さが身につき、金運アップ。知らず知らずのうちにお金が貯まりだします」
◯「プライドと偏見」(’05年・英国)
〈概説〉男性に頼らないと生活に困窮する時代の英国の貴族社会で、けなげで素直に生きる女性を描く。
〈潜在意識への働きかけ〉冷静で素直であることは尊い。
◯「王様のためのホログラム」(’16年・米国)
〈概説〉大手自動車メーカーの取締役が業績悪化で解雇され、IT企業に入り中東に派遣になったが……。
〈潜在意識への働きかけ〉本当に大切なものはすべてを失ったときにわかる。
△「マネーボール」(’11年・米国)
〈概説〉米国大リーグの貧乏球団が勝つためにデータ主義を取り入れて……。
〈潜在意識への働きかけ〉仲間との協力なくしてはできない成功もある。
△「殿、利息でござる!」(’16年・日本)
〈概説〉仙台藩の吉岡宿で起きた実話をもとに宿場町の窮状を救った町人たちの奮闘を描く。
〈潜在意識への働きかけ〉高い目標を果たすには一致団結せよ。
□「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」(’14年・米国)
〈概説〉エレベーターのないアパートの最上階に住む老夫婦は階段がつらくなり部屋を売りに出すが……。
〈潜在意識への働きかけ〉価格に踊らされずに本質を見抜け。
□「プラダを着た悪魔」(’06年・米国)
〈概説〉ファッション雑誌『ランウェイ』の編集部に就職したがそこには鬼編集長が待っていた。
〈潜在意識への働きかけ〉必要なことを瞬時に見抜く才能を磨け。
数カ月に1度、繰り返して見ることでさらに効果があるという。年末年始に一気見して、来年の金運を上げてみてはいかが?