体当たり家電ライター・藤山哲人さんが徹底チェック 夏のエアコン電気代を「2000円お得」にする節電対策
画像を見る 室外機に直射日光が当たらないよう日除けをつけて、3カ月で258円の節約に

 

【フィルター掃除で215円】

 

2週間に1回はエアコンに付いた状態でハンディ掃除機をかける。1カ月に1回はフィルターを外して掃除機で吸う。あとはシーズンごとにフィルターの水洗いを。そうすると掃除しない場合に比べて3カ月で215円の節約に。

 

「特に猫を飼っている人はフィルター掃除を頻繁にやったほうがいいです。犬の毛は重いので床にたまりますが、猫の毛は軽いので空気中に舞います。コロナ禍で猫を飼うご家庭が増えましたが、猫の毛によるエアコンの故障がめちゃくちゃ増えています」

 

また、キッチンに近いエアコンの場合はキッチンから油煙が飛んでくる。それを吸うとフィルターが油でべとべとになってホコリや猫の毛も絡みやすい。そうなると掃除機では取れないので週に1回はフィルターを中性洗剤で水洗いしよう。注意点は、フィルターは弱い樹脂なので、たわしなどは使わず手洗いがおすすめ。

 

【扇風機やサーキュレーター併用で820円】

 

扇風機やサーキュレーターで風を起こすと体感温度が2度下がる。つまり設定温度を30度にしても、体感温度は目標の28度になるので快適に過ごせるのだ。2度設定温度を上げると3カ月で820円節約に。

 

「サーキュレーターや扇風機を置く位置はエアコンと対角線上の部屋の隅に置きます。風向きはエアコンに向けると部屋全体の空気が循環して涼しくなるんです。扇風機の電気代は1時間1円ぐらいなのでかなりの節約になります。ただし、汗をかかないペットは扇風機などの風を涼しく感じられないので、部屋自体の温度を下げてあげてください」

 

【室外機の日除けで258円】

 

室外機の周りの風通しをよくするのが節電のポイント。

 

「何年か前に室外機にカバーをつけるのがはやったんですがそれは風通しが悪くなるので絶対にダメ」

 

ほかには室外機に直射日光が当たらないようにする。よしずを立てて影を作ったり、上部に室外機用の遮熱パネルを置いて日除けするのも効果的。そうすることで3カ月で258円電気代を節約できる。

 

【7~9月の3カ月で計1958円の節電効果】

 

ちりも積もれば山となる。ほんの少しの心がけで、節電できることがいっぱい。暑さを我慢することなく、日除けやサーキュレーターなどとの併用で、賢く安く、夏を乗り切ろう。

 

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