しなびた野菜を美味しく!野菜の復活術6
画像を見る 野菜をおいしく使い切ろう(写真:PIXTA)

 

■鮮度を取り戻す野菜復活術6

 

【1】一輪挿し法(アスパラガス、セロリなど)

茎を食べるアスパラガス、セロリなどの野菜は、コップなどに2cm程度の水を入れ水分を吸い上げやすいように切り口を斜めに切り、1~3時間程度置く。Mサイズのアスパラガス2時間、茎の太いセロリは3時間が目安。切り口から水を吸い上げ、シャキシャキに。

 

【2】マグカップ法(長ネギなど)

長ネギの場合は、倒れにくいマグカップなどに2cm程度の水を入れ、5cmほどにカット。水分を吸い上げやすいように切り口を斜めに切り、3時間程度置く。しなびた葉先も厚みが増してふっくら、みずみずしさやハリ、固さが戻る。

 

【3】丸ごと水漬け(にんじん、ピーマン、ナス、ごぼうなど)

にんじんやごぼうなどの根菜や、ピーマン、なすなど果実を食べる野菜は、野菜がかぶるくらいの水を入れた容器に、丸ごと入れる。ごぼうなど長いものは適当な大きさにカットしてOK。サイズによって1~3時間を目安に置く。シワが消え、みずみずしい状態に戻る。

 

【4】氷水漬け(トマト、きゅうりなど)

トマトやミニトマト、きゅうりなど生サラダにして食べたい野菜は、野菜がかぶるくらいの水を入れた容器に、氷を加えた氷水に丸ごと入れる。サイズによって1~3時間程度置く。食物繊維が引き締まり、ひんやりシャキシャキ食感が出る。トマトは1時間程度、きゅうりは太いものでも2時間程度で十分に復活する。

 

【5】一晩じっくりお酢入り水漬け(大根など)

大根などの大きな根菜は適度な大きさにカットし、野菜がかぶるくらいの水を入れた容器に入れる。お酢を小さじ半分ほど加えて半日~1日程度冷蔵庫へ。使いかけの野菜は両端を薄くカットし、切り口を新しくしてから水に浸ける。皮にハリが出て、食感も復活する。

 

【6】50℃洗い(白菜、キャベツ、レタス、水菜など)

白菜などの葉物野菜は、1枚ずつ葉をはがして50℃のお湯で1~2分程度軽く洗うようにふり洗いする。または2分程度50℃のお湯に浸けたままでもOK。取り出した後に、冷水で冷やし、水気を切る。温度が熱すぎたり、長く浸し過ぎると反対に葉を傷めてしまうため注意。

【関連画像】

関連カテゴリー: