■“令和の米騒動”はやや落ち着く見込み
さらに、近年価格が高騰している野菜だが……。
「トマトは農水省が発表した今年1月の卸値見通しでは『平年より10%超高値』と予測されています」
2025年には、年頭に1キロあたり500円程度だった価格が、10月には1000円を超えた。
「近年のように猛暑になると価格は夏から秋にかけて高騰します。現在の卸売価格は1キロあたり400円程度(全国平均相場)ですが、これが夏以降に1000円以上に上がる可能性があります」
輸送費や店舗のコストなどが加算されるので、店頭価格はより高くなる。現在、1パック(2個入り)400円で販売されているトマトの場合、8月以降には1パック1000円、1個あたり500円程度まで高騰する可能性がある計算だ。
「ピーマンは現在1キロあたり、約700円です。例年の上昇傾向を考えると、今年10月ごろには約200円高い約900円程度になりそう」
小売価格で考えると、現在1パック190円程度のピーマンが、10月には243円に上がりそうだ。また、用途の多いキャベツは、
「天候に恵まれ、安値が続いているキャベツですが、ゴールデンウイークごろには現在の3倍ほどの価格になる可能性があります」
多くの人を苦しめる米価の高騰。
「『令和の米騒動』ともいわれたお米の価格の高騰ですが、令和7年産米の在庫が増加しています。今年は、高価での買い控えや中国人観光客の減少、輸入米の登場などで下落する可能性があります」
農水省のデータによれば、銘柄米、ブレンド米の平均価格は5キロで4416円だが、柏木さんの予測だと「6月以降に4000円を切り、3900円ほどまで下がる可能性がある」という。
