預貯金だけでは10年後に資産は2割減…低リスクでお金の価値を守る資産防御法は?
画像を見る 物価高に対抗するために資産を“働かさせ”よう(写真:zon/PIXTA)

 

■低リスク投資で資産の目減りを防げ

 

しかし、最近はドナルド・トランプ米大統領の発言などで株価が乱高下するなど、初心者が参入しやすい市場とは言いづらい。

 

「投資を勧めると、いきなり株式投資に大金を投入する人もいますが、それは危険です。投資といってもリスクの低いものも実はたくさんあります。低リスクなもので少額から、投資に慣れていくことが大切です」

 

株式投資や株式投資信託と比較して、相場の変動などによる値動きのない低リスクな投資を高山さんに聞いた。

 

投資を将来の資産を増やすための運用と解釈すると、「定期預金」も立派な投資になる。

 

「定期預金は元本が保証され、預け先の銀行が破綻しても預金1千万円とその利息までは保護される安全資産。ただ、物価上昇率を利率が下回る場合が多いので注意が必要です」

 

とはいえ、利率は上昇中。

 

「デフレ期には普通預金が0.001%でした。このインパクトが大きくて、いまだに預金金利は上がっていない、どこに預けても同じと思っている人がいます。しかし、ネット銀行などでは利率1.45%の定期預金もありますよ」

 

安心資産といえば、国債は?

 

「国債には、中途換金しても元本割れのない『個人向け国債』と、市場価格で取引するために元本割れリスクのある『新窓販国債』があります。ただ新窓販国債も満期まで保有すれば元本割れのリスクはほぼありません」

 

法律で一定額が保護される定期預金や、国が破綻でもしない限り元本割れしない国債は、“超低リスク”な投資といっていい。

 

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