「令和」の時代が幕を開けようとしている。しかし、どんなに医療が進歩しても、私たちが抱える“健康”への悩みは、消えるものではない。
何歳になっても元気でいたい、大病にはかかりたくない。そのためには、何をどうすべきなのか。
その問いに答えてくれたのは、大正時代に生まれ、昭和、平成そしていままさに4つ目の元号を迎えようとしている人生の“大先輩”たち。
彼女たちは、驚異的なバイタリティで、いまも表舞台に立ち続けている存在だ。
各界で活躍する大正生まれの女性6人が、これまでメディアで語った「元気の秘訣」は、次の通り。
【森英恵】ファッションデザイナー/大正15年生まれ・93歳
「目新しいものに目を向けることが大切だと思っています」(『ゆうゆう』2017年11月号より)
【佐藤愛子】作家/大正12年生まれ・95歳
「自分の体が欲したものは、身になるものなんだから、食べる」(『毎日が発見』2018年4月号より)
【石井ふく子】テレビプロデューサー/大正14年生まれ・92歳
「健康も生活も自分で管理することが大事。“年を取る”のではなく“年を取っ払う”くらいの心意気で」(『ハルメク』2016年5月号より)
【橋田壽賀子】脚本家/大正14年生まれ・93歳
「欲張らない。頑張らない」(『日経おとなのOFF』2016年11月号より)
【辰巳芳子】料理研究家/大正13年生まれ・94歳
「毎朝、硬いライ麦パン、そしてリンゴとニンジンを絞ったジュースをコップ1杯飲んでいます」(『文藝春秋』2018年7月号より)
【鈴木登紀子】料理研究家/大正13年生まれ・94歳
「生きることは食べること、食べることは生きること。しっかり生きるには、感謝して食べることです」(『婦人公論』2017年5月号より)
“人生100年時代”を、身も心も朗らかに生き抜くため、彼女たちが実践している金言を参考にしてみよう。