夏になると特に気になる、爪に入った縦線。これを隠すためにネイルをしているという人も多いのでは? じつはこの縦線、なくすことができるんです。マニキュア要らずの美爪を手に入れる方法を育爪のプロに聞きましたーー。
スーパーへ買い物に出かけ、ふと足元を見ると、サンダルの先からカサカサの汚ない爪が……。今すぐ靴下をはきたくなった、そんな経験はないだろうか。
「爪のお手入れ方法を見直せば、何歳からでも、きれいな爪を生やすことができますよ」
そう語るのは、育爪スタイリストの嶋田美津惠さん。育爪とは素の爪を美しく育てること。28年にわたり1万人以上の爪の悩みを解決してきた嶋田さんが代表を務める育爪サロン「ラメリック」自由が丘店の土日祝の新規予約は2年3カ月待ちだという。 嶋田さんによると、「美爪」の特徴は次の5つ。
【1】ピンク部分が指の先端、左右両端まであり立体的
【2】潤ってツヤと弾力があり、あざやかな桜色
【3】爪の先が緩やかな楕円形のカーブを描いている
【4】爪の先が透明である
【5】爪周りの皮膚が潤っていて、ささくれがない
「マニキュアを塗らなくても、美爪は手に入ります。爪は約半年で生え変わるので、ケアを続ければ素の爪がきれいになるのです」
そこで嶋田さんに、爪の縦線を消し、潤った爪を手に入れるためのお手入れ法を教えてもらった。