昨年8月に都内で開かれた『うどん天下一決定戦』は、二日間で10万人を動員するほどの人気。今年もさらに動員を伸ばすといわれている。実は、味にうるさい芸能界でもうどんブームが到来しているという。そこで『山下本気うどん』を経営する山下しげのり記者(48)が、有名人たちの通う地方激ウマ店を本気レポート!
京都祇園の「おかる」はピースの又吉直樹(37)が来店。有名人たちが食べるのは1,050円の「チーズ肉カレーうどん」だという。こちらは武豊(48)も大のお気に入り。また京都市左京区の「日の出うどん」は、松下奈緒(32)御用達。杉本彩(49)も足を運んでいる。
「松下さんは京都に立ち寄るといつもこのお店に行くそうです。彼女が好きなのは、1,000円の『特カレーうどん』。濃厚な特製ルーを一日かけて練り上げています。ねぎ、牛肉、玉ねぎ、油揚げの具材がモチモチのうどんと相性バッチリです」(前出・雑誌記者)
大阪・梅田の「四國屋」はゆず、福山雅治(48)、桑田佳祐(61)、藤井フミヤ(55)など錚々たるアーティストたちが訪れた“有名店”だ。
「藤井さんには10回ほど来店いただいています。最近はきざみあげのカレーうどん(740円)を注文されました。福山さんも10回以上来ていただいていて、いつも海老カツカレーうどん(1,030円)を召し上がります」(店主)
有名人はカレーうどんがお好きのようす。だが、他のうどんも負けていない!
香川県からは「うどんバカ一代」。川谷絵音(28)が490円の「釜バターうどん」を食べたという。釜バターとは釜から取り出したうどんに卵、バター、しょうゆ、あらびき胡椒を絡めて食べる。ベッキーさん(33)も15年に女性4人で来店したという。また岡山県津山市の「橋野食堂」は大泉洋(44)が来店。彦摩呂や石塚英彦(55)も訪れたことがある。
「みんな頼むのは、ホルモンうどん(790円)。津山市のホルモン焼きうどんはB‐1グランプリで2位に輝いたこともある地元メニュー。甘辛いみそだれで作る焼うどんで、創業120余年。土日は行列ができることで知られています」(前出・雑誌記者)
そして食といえば福岡県。博多の「みやけうどん」は『孤独のグルメ』(テレビ東京系)でおなじみの松重豊(54)が訪れた老舗。食べたのは丸天うどん(400円)。福岡ではポピュラーなご当地うどんで、大きな丸いさつま揚げ入りだ。また福岡県福智町の「麺処 弁天」には、“美のカリスマ”IKKO(55)が!
「IKKOさんは福智町出身で観光大使も務めています。地元の後援会に来られた際は、必ずこのお店が食事を用意するほど懇意にしているそうです。看板メニューはごぼう天うどん(420円)。博多うどんの代表的なメニューで人気です」(前出・雑誌記者)