コロナ禍でペンギン歩きになってない?「ライオン歩きのすすめ」
画像を見る

 

■日常生活の工夫で足腰の筋肉や脳を刺激しよう

 

コロナ禍で遠方に住む高齢の家族に会えずに健康状態が心配な人は、電話で足腰の衰えがないかをたずねてみるのもいい。

 

「たとえば、『歩くのがつらくなった』『歩くスピードがめっきり遅くなった』といった状態の場合は、歩幅が狭くなっている可能性があり、生活習慣を見直すタイミングにあるといえるでしょう」

 

足腰の衰えを把握した場合は、身近な行動から見直しを図りたい。

 

たとえば、歩いて通院する、買い物袋を持って家まで帰る、こまめに家を掃除する、テレビを見ているときはコマーシャルのたびに立ち上がる、などといった日常生活の工夫で、足腰の筋肉を刺激することができる。

 

こうした日常生活の中のちょっとした行動から歩幅を広げることを意識できると、脳を刺激することも可能になる。

 

「正しい歩き方は、心身の機能を向上させるだけではなく、見た目の印象も大きく変化させます。姿勢や呼吸が整うことで、若々しい印象を与えることが期待できるからです」

 

人生100年時代を迎えた今、正しい歩き方を習慣化しておきたいのは高齢者だけではない。若い世代も今から正しい歩き方を習得しておくことで、いつまでも健康な脳と体を維持することができる。

 

早速、今日から「ライオン歩き」を心がけよう!

【関連画像】

関連カテゴリー: