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「交通事故などの重大事故のとき、O型の人はほかの血液型より3倍近く死ぬ確率が高いというデータがあるのをご存じでしょうか」

 

こう話すのは『NEWよい保険・悪い保険2022年版』(徳間書店)の監修などで活躍するファイナンシャルプランナーの長尾義弘さん。

 

東京医科歯科大ほかが重症のケガで緊急搬送された901人の患者の死亡率を血液型別に分析した結果、O型はA型に比べ、2.7倍も高いという報告がされている。もともと血液型によって血液凝固因子が異なり、とくにO型は血が止まりにくい傾向があることが、その原因とされる。

 

このほかにも、近年、世界各国で医学的エビデンスに基づき血液型別になりやすい病気、重大事故での死亡率などの調査が行われ、血液型別にさまざまなリスクの差異が報告されている。

 

このデータをもとに、長尾さんにA型、B型の人のリスクに合わせた保険をあげてもらった。

 

「本来なっては困るけれど、もし万一なったときのために備えるのが保険の原則。血液型によるリスクの差異にはごくわずかなものもありますが、気に留めておいて損のないレベルでしょう。それをもとに私の基準で最新の保険商品のなかから選びました」(長尾さん・以下同)

 

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