■最強カニたまの作り方
【材料】2人分
かに風味かまぼこ(カニカマ)…6本
卵…4個
塩、こしょう…各少々
ごま油…大さじ1/2
〈A〉水…100ml、しょうゆ…小さじ2、砂糖…小さじ2、酢…小さじ2、鶏ガラスープの素(顆粒)…小さじ1
片栗粉…小さじ1
小ねぎ(小口切り)…適量
【作り方】
〈1〉カニカマを裂く。
〈2〉ボウルに卵を入れてほぐし、〈1〉のカニカマ、塩、こしょうを加えて混ぜる。
〈3〉フライパンにごま油を入れて中火で熱し、〈2〉を流し入れ、箸で大きな円を描くように数回混ぜ、丸く形を整える。固まってきたらお皿を使って裏返して中火で30秒ほど焼いて器に盛る。
〈4〉フライパンを軽くふいて〈A〉を入れて中火にかける。沸騰したら火を弱めて同量の水(分量外)で溶いた片栗粉を加えて混ぜる。とろみがついたら〈3〉にかけて小ねぎを散らす。
【ポイント】
・酸味のある甘酢あんにすることで塩分を控えても味にメリハリが。
・あんに味をしっかりとつけることで、卵にあまり味をつけなくてもうま味が引き立つ。
・カニカマはやや大きめに裂くと満足感が出る。
・お好みで細切りにしたたけのこ、しいたけなどを加えてもおいしい。
最後に、前出の森先生は運動の大切さを強調する。
「高齢になっても筋肉量を保つには、タンパク質を取ることと、運動することの両方が必要です。ウオーキングなどを毎日の日課にしてください」(森先生)
カニたまは週に1度か2度を目安に献立に取り入れると飽きがこない。毎日の食生活に卵とカニカマなどの魚肉の練り製品を利用して、認知症や寝たきりにならない100歳を目指そう。