健康
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0.5~1秒かけてしっかりと!老眼を改善する「完全まばたき」
2023/04/12 15:50「老眼、近視、緑内障や白内障などの目のトラブルは、実は、まばたきが不完全なことから起こっているんです」と言うのは、慶應義塾大学医学部特任准教授の綾木雅彦先生。まばたきをすることで、涙で目の表面をうるおして整え、見る力を引き出すことが重要なのだが、現代人のまばたきは0.3秒だという。短すぎて十分な効果が得られず、目のトラブルは進む一方なのだ。そこで綾木先生が推奨するのが「完全まばたき」だ。「老眼は目 -
便秘薬常用で認知症の発症リスク高まる可能性…英最新研究が発表
2023/04/12 11:00《下剤を日常的に使用していると、認知症の発症リスクが高まる可能性がある》こんな研究結果が2月、海外の医学誌『Neurology(ニューロロジー)』で発表された。この研究はイギリスで40~69歳の18,235人を対象に行われた調査にもとづいたもの。4週間にわたって市販の下剤、すなわち便秘薬を常用(ほぼ毎日使用)した人とそうでない人を約10年間追跡調査した。その結果、下剤を常用する人はあらゆる原因によ -
女性ががんで「死なない県」1位滋賀の特性は?「死ぬ県」1位は病院嫌いな北国
2023/04/07 06:00日本人の2人に1人がなるがん。死亡率は下がってきているものの、実は「死にやすい県」と「死ににくい県」があるという。がんで死なないためにはどうすればいいのか、それぞれの県の傾向から分析してみた。3月28日に政府が閣議決定した国のがん対策の指針となる「第4期がん対策推進基本計画」。そこには、「予防」「医療」とともに重要課題として「がんとの共生」が盛り込まれている。日本人の2人に1人がかかるがんだが、共 -
薄着の季節が来る前に…「立ったまま腹筋」でポッコリおなかを解消!
2023/04/05 15:50「おなかの筋力が低下してくると、日常生活の中で正しい姿勢がキープできないために『反り腰』や『猫背』になってきます。それが原因となって慢性的な腰痛に悩まされる人も。おなかの周囲は主に複数の筋肉で構成されており、筋力が衰えると、そのぶん脂肪がどんどん増えていきます。特に女性は40代後半〜60代になってくると、内臓が下がり気味になる傾向があります。これを防ぐためにも、まずおなかのインナーマッスル(体の深 -
元気がなくなる、食欲減退が初期症状の「老人性うつ」認知症との違いは?
2023/04/05 11:00長年にわたり高齢者医療の現場に携わってきた精神科医の和田秀樹さんは、うつ病全体の患者のうち、高齢者の占める割合が増えてきていると警鐘を鳴らす。「日本でははっきりした統計がとられていませんが、アメリカの地域住民調査などでは、65歳未満で人口の3%ほどだったうつ病の有病率が、65歳以上では約5%に上昇するという結果が出ています。高齢者ほど発症しやすい病気であることを考えれば、高齢化が顕著な日本では必然 -
ポリフェノールと食物繊維が効果を発揮!「毎日あずき」で高血圧改善
2023/04/05 06:00’18年の国民健康・栄養調査によると、高血圧の女性は40代では9.5%なのに、50代になると33.8%に急増。一説にはその割合は2人に1人ともいわれる。高血圧が怖いのは、自覚症状なく進行し、死亡率の高い脳卒中や心筋梗塞、狭心症の原因になるからだ。そんな高血圧対策に注目の食材がある。それがあずきだ。あずきの皮に含まれるサポニンは、水と油の両方に溶ける性質を持ち、血管についたコレステロールを除去したり -
水道水で目を洗う、傷はすぐ消毒…はNG!間違いだらけの「昭和の健康常識」19
2023/04/03 11:00「医学は日進月歩。最近は科学的な証拠に基づいて医療現場ではつねにアップデートが行われています。健康について昔の常識にとらわれると、逆に健康を害することがあるかもしれません。今の医学の常識をチェックし、ご自身の健康や病気に対する新しい情報を更新していくことが大切です」そう語るのは「秋津医院」の総合内科医・秋津壽男院長。病気や健康の情報でもひと昔前なら「常識」だったものが、研究が進むことで180度覆さ -
花粉症の人ではがんリスクが半減する可能性 東京大学特任教授が指摘
2023/03/30 11:00スギ花粉の飛散量がピークを迎え、ヒノキ花粉も飛び始めたこのごろ。環境省は、関東・北陸・中国地方の今年の花粉量は過去10年で最大となると予想していた。昨年よりもひどい花粉症の症状に悩まされている人や、今年になって花粉症を発症してしまった人も多いのではないだろうか。そんな憂き目にあっている花粉症の人に、ある“朗報”が。「花粉症の人は、がんによる死亡率が約半分になったという研究結果があるのです」こう語る -
「酒が弱い人の飲酒」で胃がんリスク増……体質セルフチェック法
2023/03/30 06:00「お酒に弱い人、つまりアルコールを分解しにくい体質の人がお酒を飲むと、胃がんを発症するリスクが高まることが、新たな研究結果からわかりました」こう話すのは、国立がん研究センター研究所がんゲノミクス研究分野長の柴田龍弘先生だ。胃がんは全体の約7割が「腸型」、約3割が「びまん型」と、大きく2種に分類される。腸型の胃がんはピロリ菌感染が原因とされているが、びまん型の胃がんの発症原因は「まだ解明されていない -
「寝たままコマネチ!?」1日3分で痛みやコリがラクになる「腰痛改善リンパ流し」4
2023/03/29 11:00「痩せ体質になりたい、足のむくみやダルさを解消したい、代謝を上げて腰痛や肩こりを改善したい……私の整体院にも、そんな悩みをお持ちの患者さんが大勢みえます。そんな方たちにはリンパ流しマッサージをおすすめしています」こう話すのは、整体師のとも先生こと木下智博さん。YouTubeチャンネル「ストレッチ整体師とも先生」の登録者数は23万人超。配信中の動画のなかでも、リンパ流しマッサージの施術の仕方を紹介し -
花粉飛散ピーク!中耳炎やぎっくり腰を防ぐ正しいくしゃみのポイント5つ
2023/03/23 06:003月13日、マスク着用の方針がついに見直された。さっそく、屋内外でマスクを外す人が増え始めたが、今は花粉飛散のピーク真っただ中。「不安」を口にする、花粉症の読者の声も。「『個人の判断に委ねる』(厚生労働省)という国の発表は、無責任な気がします。電車内でノーマスクでくしゃみした男性が、周りからにらまれていました」(50代主婦)オフィスや飲食店などでも、大音量で「ハックション!」と、激しい動作でくしゃ -
「パジャマはシルク」「バランス力を鍛える」…100歳健康長寿導く最新ルール
2023/03/23 06:0021年の日本人の平均寿命は、男性が81.47歳、女性が87.57歳(厚生労働省発表)。日本は世界有数の長寿国だ。「昨年9月には、国内の100歳以上の高齢者人口が9万人を超えたという発表がありましたが、人生100年時代の本格化を感じさせるニュースでした。長い人生、誰しもできるだけ元気に過ごしたいものでしょう。そのためにも『健康寿命を延ばすこと』が、ますます重要になってきます」こう話すのは愛媛大学医学 -
春に気をつけたい市販薬の“飲み合わせ”花粉症薬&かゆみ止めでめまいも
2023/03/22 06:00花粉が大量飛散し、寒暖差も大きく、環境の変化も生じやすいこの季節は、なにかと体調を崩しやすい。「不調があると気軽に市販薬に頼る人も多いですが、無意識のうちに誤った飲み方をしている人が少なくありません。きちんと注意を払わずに複数の薬をあわせて飲むと、薬の効き目を打ち消し合ってしまったり、また思わぬ副作用が生じることもあります」そう警鐘を鳴らすのは、『ドラッグストアで買えるあなたに合った薬』(羊土社) -
鳥インフルエンザ異変の場合、死者予想は最悪64万人…卵急騰に海外では少女死亡
2023/03/21 06:003月5日、新潟県胎内市の養鶏場で鳥インフルエンザが確認され、9日時点で約42万7000羽の鶏を殺処分した。国内では昨年10月28日から累計1500万羽を超える鶏が殺処分されており、カンボジアでは、H5N1型の高病原性鳥インフルエンザに感染した11歳女児が死亡。WHOは「ヒトを含む哺乳類の感染例が増加していることは懸念される状況」と警戒感を強めている。医療ガバナンス研究所の理事長で内科医の上昌広さん -
85歳現役料理研究家が伝授「今が旬! 元気になれる よもぎレシピ4」
2023/03/20 06:00「私は85歳だけど、新聞を読むのに老眼鏡なんて使いません。野草を摘みによく歩くし、マッサージを受けたこともない。病気知らずで、まったくボケてません」力強く話すのは、料理研究家の“若杉ばあちゃん”こと若杉友子さん。全国各地を料理教室や講演会などで駆け巡る元気の源は、粗食とよもぎの力が大きいという。「春が旬の野草には苦味があり、昔の人は毒消しの薬として重宝しました。特によもぎは、最高の万能薬です」(若 -
腎臓が“寿命を決める”老廃物排出力を高めて病気を防ぐ食事10
2023/03/20 06:00「腎臓の大きな役割は、尿を作って老廃物を排出すること。腎臓が尿を作らないと尿毒症になり死に至ることもありますが、重要な役割はそれだけではありません。腎臓は体内の水分や塩分、血圧の調節や、造血、造骨など生命維持に欠かせないたくさんの機能に関わっています。つまり腎機能の維持が命に直結する。腎臓は“寿命を決める臓器”なのです」そう話すのは東北大学名誉教授で山形県立保健医療大学理事長・学長の腎臓医・上月正 -
コロナ禍で感染リスクが高まった帯状疱疹ウイルスは「キウイ」「菜の花」で不活化!
2023/03/19 06:00コロナ禍以降、帯状疱疹を発症している人が世界的に増えているという。新型コロナへの感染が帯状疱疹の引き金となることに関しては、アメリカの約200万人のデータを解析した最新研究もある(https://academic.oup.com/ofid/article/9/5/ofac118/6545460)。50歳以上では、新型コロナに感染した人はそうでない人と比較して、感染から6カ月以内に帯状疱疹を発症する -
亜鉛豊富な「すりごま」習慣で抜け毛撃退を! コロナ後遺症や感染症対策の研究も
2023/03/17 06:00「亜鉛は、新型コロナ感染症予防や後遺症に有効だという研究があります。しかし、摂取量は日本人の大半が不足しているのです」そう話すのは、赤坂ファミリークリニック院長で栄養・食事療法に詳しい伊藤明子先生だ。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると、女性の場合、亜鉛は1日に8mgの摂取が推奨されている。不足すると、皮膚炎や口内炎、脱毛、味覚・嗅覚の異常などを起こすことがあるという。また、亜鉛が不足する -
「ビデの使い方」「吸水パッドのタイミング」ほんとにあってる?あなたの“おしっこの常識”更新が必要です
2023/03/17 06:00「更年期世代の女性は泌尿器に関連するお悩みを抱えている方が少なくありません。その原因を探っていくと、意外とトイレの“古い常識”があることがわかります」こう話すのは、神楽坂泌尿器科クリニックの室宮泰人院長だ。更年期世代の女性に多い泌尿器のトラブルは、膀胱炎、頻尿、尿もれの3つなのだそう。これらの疾患が“昔からのトイレの作法”によって発生しているのかもしれないというのだから、驚きだ。「膀胱炎は、細菌が -
ビデオ撮影で子供を見失ったら、失明の危機も! 放っておくと危ない目の症状
2023/03/16 06:00「’06年に開業して以来、もっと早く病院に来てくれたら、ここまで視力を落とさずに済んだのに、と痛感する事例が数多くあります」こう話すのは「眼科かじわらアイ・ケア・クリニック」院長の梶原一人先生。なんとなく目がかすむ、見えにくいなどの症状があっても、特に痛みをともなわないケースではすぐに眼科に行かない人も少なくない。それがじつは失明につながる危険な症状のことも多いのだ。梶原先生はそうしたケースをもと -
飛散ピークを前に知っておきたい「花粉症薬と相性のよくない薬&食材」
2023/03/16 06:00今年も本格的に花粉が舞う季節が到来。環境省によれば、今年のスギ花粉の飛散量は全国各地で“過去10年で最大レベル”とされている。ピークを前に、花粉症に悩まされる人にとっては戦々恐々の日々が続くことになりそうだ。ドラッグストアなどで買える市販薬に頼る人も多いが、どんな薬を服用するに当たっても頭に入れておきたいのが、その効果と副作用に関すること。「花粉症薬は、アレルギー性疾患治療薬ともいわれます。花粉症 -
大腸がん治療費「早期発見」と「他臓器に転移後」では約440万円もの差が!
2023/03/15 06:00「比較的進行が遅い大腸がんは、しっかり検査することが早期発見・早期治療につながります」と語るのは、相馬中央病院(福島県)の消化器病専門医・齋藤宏章さんだ。「まず、大腸がんは症状のないうちから見つけるのがポイント。入口になるのは、会社の健康診断や、自治体のがん検診に組み込まれている年1回の便潜血検査です。体の負担がなく、自治体などで受ければ無料~500円ほどなので、コスパのいい検査といえます。大事な -
女性のがん部位別死亡数1位の大腸がん……「赤肉好き」は要注意!
2023/03/15 06:00大腸がんによる死亡者数が増え続けている。日本では女性の6人に1人ががんで亡くなっているが、なかでも大腸がんはもっとも多く、2021年には2万4千338人(男性は2万8千80人)が命を落としている。「今から50年ほど前までは、大腸がんの手術があると、医師たちは『珍しいね』と言っていたほど。1963年の統計によると、大腸がんで亡くなった女性は2千953人ですから、60年間でおよそ10倍に膨れ上がりまし -
がん生還FPと経済評論家の体験記「100万円あれば保険は不要」「入っておけばよかった」
2023/03/08 15:50「私はがん保険に入る必要はないと思っていたし、自分ががんになってみて、改めて確信しました」こう語るのは、経済評論家の山崎元さんだ。日本人の2人に1人が、がんになるといわれている。近年も、’22年12月にあき竹城さん(享年75)と高見知佳さん(享年60)が亡くなった。50代以上の女性にとって、がんは身近な問題だ。特に気になるのは、お金の問題。専門家はどう考えているのだろう。そこで、がんから生還したお -
B.ウィリスが発症した前頭側頭型認知症…“窃盗・放火”に走る危険性も
2023/03/02 15:50「これまで“認知症である”ことをカミングアウトされる方のほとんどが、アルツハイマー型でした。今回、ブルース・ウィリスさん(67)が罹患していることが明かされた“前頭側頭型”は、認知症の中でも非常に割合の少ない疾患です。一報を聞いたときは、ついにこの病気でも公表する人が出てきたのか、と」こう語るのは、認知症治療・研究の第一人者である「メモリークリニックお茶の水」の朝田隆院長。2月16日(現地時間)、