健康
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寒暖差で突然死!ヒートショック予防に「ごぼう・春菊・ねぎ」スープレシピ
2023/12/25 06:00ヒートショックとは、急激な温度変化の影響で、血圧や心拍数が大きく変化し、血管や心臓の疾患が生じることだ。軽度であれば、めまいや立ちくらみですむが、最悪の場合、心筋梗塞や脳卒中、大動脈解離などの引き金となり、命取りになることも。ヒートショックが起きやすいのが、冬場の脱衣所や浴室。厚労省の発表では、ヒートショックが原因と思われる入浴中の死亡は、年間約1万9千人。なんと、交通事故死より多いという。「寒く -
ささくれは、剥くな!! 細菌やウイルスにとって“侵入し放題のドア”
2023/12/22 06:00爪のまわりの皮膚が剝けてしまう、ささくれ。寒くなると繰り返し剝けて、見た目も悪く、時には痛みも出るやっかいなトラブルだ。「ささくれができたら、触りすぎや、引っ張って剝くのは絶対にダメ。ひどく痛んで赤く腫れ、思いがけない炎症を引き起こす恐れがあります」そう忠告するのは、やさしい美容皮膚科・皮フ科 秋葉原院の宇井千穂先生。指回りは、皮膚の成長の途中で爪の形に添って引っ張られるため、部分的に皮膚が裂けや -
検診の受診率はコロナ前に戻らず…「がんの早期発見が命と財産を守る」
2023/12/20 06:00「10月20日、内閣府は『がん対策に関する世論調査』の結果を発表しました。2年以内にがん検診を受けた人は42.7%。2019年の前回調査では57.0%でしたから、14ポイントも下がったことになります」(全国紙記者)今回の調査では、受診していない理由として、「心配なときはいつでも医療機関を受診できるから(23.9%)」「費用がかかり経済的にも負担になるから(23.2%)」「受ける時間がないから(21 -
美肌効果は抜群だけど──毎日干し柿が実は危険。腸閉塞の可能性も
2023/12/15 11:0012月ごろまで旬を迎えている柿。そのまま食べてもおいしく、干し柿になるとかさが減ってついたくさん食べてしまうことも。ナビタスクリニック立川の医師・久住英二さんが語る。「柿は抗酸化作用があるビタミンCが豊富です。また、柿のだいだい色のもととなっている成分は、βカロテンです」βカロテンは抗酸化作用があり、美肌効果などうれしい効能が。さらに体内では皮膚や粘膜を健康にするビタミンAに変換されるのが特徴だ。 -
忘年会シーズンに注意! 毎日の飲酒が大腸がんのリスクを高める
2023/12/08 11:00忘年会のシーズンが始まった。毎日予定が入っているという人もいるのでは? お酒の飲みすぎが体によくないのはもちろんだが少量の飲酒でも連日となると病気のリスクが上がるという。「今年の年末・年始は、数年ぶりに親しい人たちと集まって、おいしいお酒を酌み交わそう」と計画を立てている人も多いだろう。ところが、この“忘年会”が、大腸がんのリスクを高めてしまうというのだ。11月に厚生労働省が発表した「飲酒ガイドラ -
年末年始は感染対策が完全に手薄に…「インフルエンザ2度め感染」の危険性
2023/12/07 15:5011月28日、秋田県は県内の高齢者施設でインフルエンザの集団感染が発生し、そののち90代の患者2人が死亡したと発表した。「昨年までコロナの影響で落ち着いていたインフルエンザが、今シーズンは猛威を振るっています。国立感染症研究所が発表している11月29日現在の報告によると、定点当たりの報告数は28.30となり、前週の報告数の21.66よりも増加。この1週間の患者数は約95万人に上ると推測されています -
「加湿器肺炎」で肋骨骨折も…“抗生物質が効かない”咳などの症状を医師が解説
2023/12/07 11:00「(温泉旅行で)宿泊した部屋がものすごく乾燥していたんですね。2台くらいその部屋に加湿器をたいていて……帰りに明らかにふつうの風邪ではないコホコホというような咳が出始めて……」11月22日、FNNプライムオンラインにそう語ったのは、女優の矢沢心(42)だ。矢沢は、発熱はなかったが咳や痰が止まらず、薬を飲んでも効果がなかったため、病院を受診したそうだ。「レントゲンを撮ってもらうと(咳のしすぎで)肋骨 -
「7秒手もみ」で夜中のトイレ激減!
2023/12/06 06:00「必ず1回トイレに起きていたのにノンストップで眠れました!」「1度試したらその日は朝まで起きませんでした」喜びの声が続々届いているのは、登録者数約32万人のYouTubeチャンネル「手のひらセラピー」だ。中高年の体のお悩みを“手もみ”で解消する動画を紹介している。主宰者は『たった7秒! もむだけであらゆる不調が解消する手もみ大全』(KADOKAWA、12月14日発売)の著者で、元看護師・手のひらセ -
帯状疱疹ワクチン打つ?打たない? 助成金でザワつく50代以上の女性たち
2023/12/04 15:50帯状疱疹ワクチンの補助金が出るということが各自治体で発表され、50代以上の女性たちの間で、接種するかどうかが話題になっている。80才までの3人に1人が発症するといわれる「帯状疱疹」。体の片側に、痛みが出ると、そのあと神経に沿って帯状に発疹・水ぶくれの症状があらわれる。激しい痛みを伴い、発熱や頭痛の症状も出ることもある。早期に治療を開始すれば通常は2~4週間でよくなっていくことが多いが、10~25% -
大橋純子さんも公表5年で帰らぬ人に「5年生存率半数以下の5つのがん」早期発見のためにできること
2023/12/01 06:00歌手の大橋純子さんが’18年3月に食道がんを公表し、そこから約5年8カ月後の今年11月9日に帰らぬ人となった。国立がん研究センターが’19年に公表したデータでは、がんの5年生存率は前立腺がん98.8%、乳がん92.2%、子宮内膜がん82.2%と、医療の進歩により年々高くなっている。その一方、まだまだ生存率が低いがんもある。5年生存率が50%以下のがんは、大橋さんの命を奪った食道がんをはじめ、すい臓 -
激しい寒暖差で発症——「目の動脈硬化」で朝起きたら失明のリスクも!
2023/11/29 11:00視界がぼやける、かすむ……よくあると放置しがちな目のトラブル。ある日突然、目覚めたら目が見えないなんてことになる前にーー。都心では、100年ぶりに11月の最高気温を更新し、各地で異例の暑さが続いていたが、師走の足音が近づいたら、急激な冷え込みが訪れた。「今年のように寒暖差が激しい冬は、例年以上に注意すべき目の病いがあります。処置が遅れると“失明”につながることもあるので、十分な注意が必要です」そう -
脳は難聴で衰える「耳ぎょうざ」で認知症を防ごう!
2023/11/27 11:00「会社の健康診断などでは、50代以上の半数以上の人が難聴(聴力検査で20デシベル以上は難聴とされる)と診断されることもあります。けれど、補聴器を用いるほどではないこともあり、放置している方が多いのです」『1万人の耳の悩みを解決した医師が教える 耳鳴りと難聴のリセット法』(アスコム)が話題になっている、医学博士で馬車道木村耳鼻咽喉科クリニック院長の木村至信先生は語る。近年の研究では、難聴や耳鳴りが認 -
指原莉乃も実施で話題の「卵子凍結」 産婦人科医が指摘する妊娠確率と費用の“シビアな現実”
2023/11/26 06:00《今年も今のところ結婚願望なし、卵子凍結済みで生活してます》11月21日、Xにこう投稿したのは、タレントの指原莉乃。この日、31歳の誕生日を迎えた指原が卵子凍結していたことを明かすと、たちまち話題を呼び、トレンド入りする事態に。昨今、”卵子凍結”が女性のライフ、キャリアプランの選択を広げるひとつの手段として注目されている。この指原の”卵子凍結”の報告に対し、Xでは《うちは不妊治療してたから卵子凍結 -
インフル感染が爆増…感染予防に効果的な「ベロブートキャンプ」&しょうが紅茶
2023/11/21 06:00例年よりも早くに流行し始めたインフルエンザ。厚生労働省の発表によれば、今シーズンはすでに感染者数が累計42万人を突破しており、昨年同時期の500倍以上だ。医療現場ではせき止め薬とたん切り薬が不足。7日には、武見敬三厚労相が先月に続き、製薬会社に増産を要請した。「今冬を乗り越えるため、感染予防に力を入れましょう。日本人の80%が口呼吸といわれていますが、簡単な体操で鼻呼吸に切り替えることができ、そう -
ニオイやかゆみ…閉経後のデリケートゾーントラブルは洗いすぎ、拭きすぎ、蒸れすぎが原因
2023/11/17 06:00排尿時にしみる、膀胱炎になりやすくなったなど、デリケートゾーンの悩みは、更年期を機に増加してくるという。「もしかすると、GSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)かもしれません。閉経のころから現れる外陰部や膣、尿路などのデリケートゾーン全般のトラブルを指します。デリケートゾーンは排尿などで日々消耗していく臓器ですから、GSMは40歳以上の女性なら誰にでも起こりうる病気なんです」そう話すのは、日本泌尿器科専 -
野菜高騰の救世主――“コスパ最強”豆苗が寝たきり防ぐ!
2023/11/17 06:00「えっ、トマトがこんなに小ぶりで1個200円!? 少し前は120円ほどだったのに……」主婦でもある記者は、新宿区のスーパーを数店舗回って確認し、トマトの値段の高さにガックリ肩を落とした――。このところの野菜の価格高騰が止まらない。スーパーの青果コーナーに行くと、あっと驚くような価格が並ぶ。たとえば現在、ほうれん草は1束200円以上。ほんの数カ月前は確か130円前後だったはず。しかも以前より量が減っ -
つらい関節痛に「発酵しょうが」有効成分ジンゲロールがポイント
2023/11/16 06:00秋になり気温が低くなると出てくる、指のこわばり、ひざの痛みなどの「関節痛」。更年期の症状でもあり、炎症を抑える働きがある女性ホルモンの減少によるともいわれている。そんな関節の痛みにしょうがのパワーが効果的だと言うのは、医学博士で、しょうが研究の第一人者、食品医学研究所の平柳要先生。「最近、米コロラド大学の研究チームが関節リウマチなど免疫異常による体内の炎症にしょうがの成分『ジンゲロール』が有効だと -
仙骨を温めて血流促進…「お尻シャワー」で冷えを改善
2023/11/15 06:00ここ数日の急な気温の変化に伴い、体の“冷え”を感じるようになってきた人も多いだろう。「女性は、妊娠や出産、閉経などによってホルモンバランスが乱れやすい、筋肉量が少ないなどの体の特徴から、男性に比べて冷えを訴える人が多い傾向があります。不定愁訴といわれるさまざまな不調は、この時季の冷えが原因と言っても過言ではありません」こう話すのは、自治医科大学附属病院麻酔科鍼灸外来の鍼灸師・中野朋儀さんだ。骨盤周 -
気温の差が引き起こす肩こり、頭痛……寒暖差不調を改善する1分「首上げタオル」
2023/11/15 06:00「ここ2〜3週間で朝、晩が急に冷え込むようになりましたが、日中は気温が上がっています。当院では、そんな寒暖差が原因と考えられる体調不良を訴える患者さんが、急に増えてきています」こう語るのは“寒暖差疲労外来”を設けている、せたがや内科・神経内科クリニック(東京都)院長の久手堅司さんだ。「寒暖差疲労というのは正式な病名ではありませんが、その名のとおり、主に春や秋など、寒暖差が激しい時季に起きる不調です -
せきの症状緩和も――のどの不調に「はちみつコーヒー」
2023/11/10 11:0011月に入って、朝晩の気温が下がってきた。空気が乾燥し、鼻やのどの粘膜を保護しているバリア機能が低下するため、ウイルス感染にさらなる警戒が必要だ。「この時季おすすめしたいのが、はちみつを取ることです。はちみつには糖分のほか、ビタミン、ミネラルなどの栄養素や健康効果のあるポリフェノールなどが豊富に含まれており、抗菌・抗ウイルス作用もあります」こう話すのは、食品医学研究所所長で医学博士の平柳要先生。は -
インフル大流行のなか「せき止め」が在庫不足に…解消は来春以降か
2023/11/10 06:00「ある薬局から、医薬品の在庫に関するリストが当院に届いているのですが、せき止め薬はメジコン錠のみわずかな在庫があるものの、ほかのせき止め薬は顆粒、シロップ、錠剤のいずれも在庫切れの状況。せき止め薬と一緒に処方されることの多い痰を切る薬、抗生物質なども軒並み在庫不足です。これまでも短期的に薬が不足することはありましたが、今回のように長期的に在庫不足が続くのは、はじめてではないでしょうか……」こう語る -
最新研究で判明した「毎日のチーズ」が認知機能におよぼす影響
2023/11/08 11:00「ふだんチーズを食べる習慣がある人は、そうでない人に比べて認知機能が高い、という研究結果が先日発表され注目されています」(全国紙社会部記者)東京都健康長寿医療センターは10月19日、桜美林大学などとの共同研究の成果を発表。《チーズの摂取が認知機能の高さと関連する》ことを明らかにした。「日常的なチーズ摂取者は、非摂取者より牛乳を飲んでいる割合が高く、尿失禁の頻度が低く、そして認知機能の評価指標である -
1切れ食べるだけで1食に必要なタンパク質の約2倍…週2回の「ブリ」で認知症予防!
2023/11/03 06:00冬を代表する魚の「ブリ」が、温暖化の影響で取れる海域が変わってきて、この秋は北海道沖で豊漁になっているという。「食料品の値段が上がって、家計のやりくりに頭を抱えているという主婦の方も多いと思います。これからの季節、体にもお財布にもやさしいブリはおすすめです」そう語るのは、管理栄養士の伊達友美さん。伊達さんは、食事カウンセラーとして32年にわたり食改善のアドバイスを行っている。伊達さんが注目している -
もんたよしのりさんも…大動脈解離の突然死リスク 更年期を迎えた女性も危険
2023/11/02 11:00「10月18日、歌手のもんたよしのりさん(享年72)が、大動脈解離のため急逝しました。過去には大瀧詠一さん、最近では笑福亭笑瓶さんも、同じ病気で亡くなり、大杉漣さんの死因も大動脈解離の可能性があったと報じられています」(芸能記者)突然にして命を奪う大動脈解離について、東京医科大学名誉教授の高沢謙二さんが解説する。「心臓から全身に血液を運ぶ太い大動脈が、裂けたり破れたりする病気です。こうした解離が起 -
認知症予防に「にんにく油」1日1さじで脳の血流がアップ!
2023/11/01 11:00全国的に寒さが一気に訪れ、秋が色濃くなり始めた。寒くなると、血圧のコントロールが難しくなり、脳梗塞や心筋梗塞といった血管の疾患が起こりやすくなる。こうした疾患の予防につながる優秀な食材があると、都立駒込病院、前脳神経外科部長の篠浦伸禎先生は言う。「脳疾患は、血管が急激に収縮し、脳の血管が破れたり詰まったりして起こりやすくなるのですが、それを防ぐために私が患者さんにおすすめしているのは、にんにく油な