健康
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水の飲みすぎ、熱い湯に浸かる…寝る前の“脳が疲れる習慣”
2023/10/09 11:00「認知症は発症すると回復が難しいため、予防・早期発見がとても大事です。食事や生活習慣を見直すことで、発症リスクが下がるという研究データも出てきました。“悪い習慣”を続けていたら、直ちに改めるようにしましょう」そう語るのは、『認知症になる48の悪い習慣−ぼけずに楽しく長生きする方法−』(ワニブックス)の著者で、東京国際大学医療健康学部の岩瀬利郎准教授だ。特に、質のよい睡眠が認知症を防ぐための第一歩な -
“1日に3色以上”で相乗効果が——野菜の抗酸化力が脳にもたらすメリット
2023/10/06 06:00「野菜には代謝を助けるビタミンやミネラル、腸内環境を整える食物繊維、そのほかさまざまな成分が発見されており、私たちの健康を守ってくれる“薬膳”のような働きもしてくれるありがたい食材です」こう話すのは医学博士で『野菜は最強のインベストメントである』(フローラル出版)の著書がある岩崎真宏先生だ。「野菜は体によい」という考えを持ってはいるものの、その価値の大きさを十分に認識している人は多くない、と岩崎先 -
【寝たきりの原因】筋肉やせをセルフチェック「ふくらはぎ輪っかテスト」
2023/10/05 06:00年齢を重ねて健康に過ごすには何に気を付ければいいのか。医師の和田秀樹先生は、こう話す。「高齢者はやせてはいけません。やせることは、筋力の低下につながり、歩行に影響します。動かなくなると、体が衰え、要介護に進むこともある。それが原因で認知症につながる場合もあるのです。やせることは、老化を早めること。むしろ危機感を持ったほうがいい。いかに体重を減らさず、『ちょっと太めを維持する』か、それが大事なのです -
耳をひっぱってぐるぐる…認知症予防に「目覚めの1分耳ほぐし」
2023/10/04 06:00年齢とともに不安になってくるのが“脳の衰え”。認知症になる人は増え続け、2025年には65歳以上の5人に1人、約700万人が認知症になると推計されている。「まだ自分は大丈夫」と思っている人も多いと思うが、日常生活に支障をきたすほどではないものの、記憶力や注意力などの認知機能に低下が見られる状態をMCI(軽度認知障害)といい、認知症の一歩手前とされる。MCIの人も現在約400万人いるといわれ、MCI -
「毎日目を洗う」「目薬の際にまばたき」目を悪くするNG習慣8
2023/10/02 11:00「自分でよかれと思って習慣にしていることが、じつは目に大きなダメージを与えているかもしれないことを、ぜひ知っていただければと思います」こう話すのは、二本松眼科病院副院長の平松類先生。最新著である『眼科医が警告する視力を失わないために今すぐやめるべき39のこと』(SB新書)で、平松先生が警告している目によくないNG習慣のなかから、とくに失明などの深刻な事態を招きかねないものを紹介したのが次の8つの項 -
八代亜紀が活動休止…「ドアノブが回しにくい」関節リウマチを見分ける方法
2023/10/02 11:00《少しの間、大好きな歌と絵から離れなきゃいけないのは寂しいけれど、必ず元気になって戻ってきますので待っててね》歌手の八代亜紀(73)が、9月12日、自身のホームページで膠原病の治療に専念するため、年内の活動を休止すると発表した。「膠原病とは、体の外からやってきた細菌やウイルスなどの異物を攻撃する体に備わっている免疫が、誤って自分の体を攻撃して起こる病気の総称です。20種類以上ある膠原病のなかでもも -
チャートでわかる!がんになったらもらえるお金8
2023/09/28 15:50「がん情報サービス」の最新データによると、日本人女性が一生のうちにがんにかかる確率は51.2%。ほぼ2人に1人は罹患することになるが、5年生存率(09年〜11年)は66.9%と、治療成績は向上傾向にある。それに伴い、治療や経過観察期間も長くなるため、お金の不安は尽きない。同サービスが患者におこなったアンケート調査よると「治療費用の負担が原因で、がんの治療を変更・断念したことがありますか」に、4.9 -
白内障や緑内障の予防にも! 視力を改善する「後ろ手深呼吸」
2023/09/19 06:00「新聞や本を読むと目が疲れる」「視力が低下してきた」「最近、目がよくかすむ」……。目のトラブルを抱える人は近年増え続けていて、もはや国民病といえる。また、日本人は世界でも視力が1.0に満たない人が多く、4人に3人が強度近視とも指摘されている。これについて一般社団法人姿勢道普及協会理事長の清水真さんはこう話す。「視力低下の原因は、遺伝や環境など多くの理由が考えられますが、私は、根本的な要因は『姿勢の -
医学博士が解説「こぶしでひざをたたくだけで、骨密度の上昇と若返りホルモンの分泌が期待」
2023/09/15 06:00「骨折は命にはかかわらないと思っていませんか? 加齢により、骨が弱くなり転倒して折れてしまうと、寝たきりや要介護、そして認知症のリスクが高まります。高齢者で、足の付け根を骨折した2人に1人は、5年以内に死に至っています。骨を軽視すると怖いんです」そう語るのは『ひざたたき 世界一かんたんな健康法』(アスコム)の著者で、光伸メディカルクリニック院長の中村光伸医学博士。特に、閉経を迎えた女性は、女性ホル -
外出したくない、顔を洗うのも面倒……その異変「夏うつ」かも!?
2023/09/15 06:00残暑厳しい日が続き、夏風邪や夏バテなど体調不良が起きやすい。加えて、なんだかやる気が出ない、気分が落ち込むといった症状も見られたら、それはもしかして“夏季うつ”かもしれない。「夏季うつとは、季節性感情障害の一種で、不眠、倦怠感、だるさ、食欲不振など、夏バテに似た症状が現れます。しかし、夏バテが食欲不振や睡眠不足による体力低下だけなのに対し、夏季うつは外出がおっくうになる、不安感を伴うなど、メンタル -
中高年女性を悩ます「足のボコボコ血管」…改善には食生活の見直しを
2023/09/14 06:00「ふくらはぎに青い血管が浮き出ていて、夏なのに素足をさらすのが恥ずかしい……」と、悩む中高年女性は多い。「その正体は『下肢静脈瘤』です。足の静脈内の血液は下から上に流れているので、逆流を防ぐためにたくさんの『弁』があります。加齢に伴い静脈がもろくなると、血流が滞り、弁に過度な負担が生じることから血液が逆流して静脈内にたまります。するとひざまわりやふくらはぎの血管が伸びて広がりボコボコと浮き出て見え -
イスに座るとき両足の裏をつけない人は体がゆがむ?年間6000人をケアする整骨院の院長が語った“背中の痛みの2大原因”
2023/09/14 06:00ふとしたときに気になる背中の痛み。肩こりや腰痛に比べると悩む人は少ないが、痛みがあるときはつらいもの。ベストセラー『「やせたい」なんてひと言もいってないのにやせた1分ねじれ筋のばし』の著者である今村匡子さんは、肩の痛みを含むさまざまな痛みや不調を抱える患者さんと20年以上にわたり向き合い続けたことで、その場で痛みを軽くし、継続することで症状が出にくい体質に変えるセルフケア「こわばり筋ほぐし」の開発 -
食欲の秋に実践したい、健康効果を高める「サンマの食べ合わせ」
2023/09/08 15:50まだ暑い日が続いているものの、少しずつ秋の味覚に関するニュースを耳にするようになってきた。スーパーの店頭でサンマを見て、季節の移り変わりを感じる人も多いだろう。「サンマは栄養価がとても優れた食品です。良質なタンパク質のほか、EPAやDHAといったオメガ3脂肪酸が豊富。オメガ3脂肪酸といえば、血流をよくして血栓ができるのを防ぐ働きや高血圧の予防効果などが知られています。過去のハーバード大学の研究でも -
9月台風シーズンに患者が急増する「雷雨ぜんそく」の脅威! 健康な人でも突然発症する
2023/09/08 11:00台風の通過後、ぜんそく患者が急増するという。突然発症するため、症状のない人でも警戒が必要だ。9月は台風のシーズン。マスクなどできちんと備えておこう。「長期的な温暖化に伴う水蒸気量の増加傾向の影響で雨量が増大した可能性がある」気象庁・異常気象分析検討会は、6月から7月後半にかけての「大雨事例」と7月後半以降の「顕著な高温」の分析結果を、8月28日にこう発表した。今夏の猛暑について「異常だった」と記者 -
医師が解説「無痛の口内炎がじつは口腔がんの初期症状であることも」
2023/09/07 15:50痛くて、食事をするのもストレスになってしまう口内炎。15歳以上を対象としたスウェーデンの調査では、過去2年の一般的な口内炎の有病率は17.7%で、5人に1人という割合だった。「ごく一般的で、誰でもなりうる病気なので、つい油断しがちですが、じつは“なかなか治らない口内炎だな”と思っていたら、がんだったという事例もあります。気になる場合は放置せず、医療機関に行くことが望まれます」こう注意喚起するのは、 -
「親子で食器シェアしたら虫歯菌がうつる」子育ての定説に日本口腔衛生学会が示した“驚きの新常識”
2023/09/06 15:35“子供の虫歯を防ぐために、親子での食器の共有を避ける”そんな風潮に、一般社団法人日本口腔衛生学会が一石を投じた。8月31日、日本口腔衛生学会が「乳幼児期における親との食器共有について」という資料を更新。《以前から、親から子どもへのう蝕原因菌の感染を予防するために、親とスプーンやコップなどの食器の共有を避けるようにとの情報が広がっています。しかし、食器の共有をしないことでう蝕予防できるということの科 -
「トマト×アスパラ」で紫外線疲れ、「ツナ×にら」で冷房病……酷暑で蓄積した「夏ダメージ」は食べ合わせで解消
2023/09/06 11:00「暑さで『なんとなく不調』を感じるという方は、必要な栄養が不足していたり、ストレスで慢性的な炎症が起きている可能性があります。『食薬』の考え方を実践すれば、“夏ダメージ”の解消につながります」著書に『すっきりしない不調を改善 組み合わせ食薬』(WAVE出版)などがある薬剤師で国際中医師の大久保愛さんが、こう話す。長びく猛暑により、特に病気ではないけれど、胃もたれ、不眠、肌荒れなど「なんとなく不調」 -
「女性より進行早い」ブラザー・コーンが公表した“男性乳がん”はどんな病気?乳首の陥没やしこりがサイン 専門医が解説
2023/08/31 15:50《今年、68歳を11月に迎え、その後70歳を超えても、まだまだ歌える限りずーっと歌い続けたいと思っております。人生は死ぬまで試練だと思い、乗り越えてみせます。サンミナ、シクヨロ》男性デュオ「バブルガム・ブラザーズ」のブラザー・コーン(67)が29日、乳がんであることを自身のSNSで公表し、冒頭のように決意を表明した。治療に専念するため、9月に予定されていた結成40周年の記念公演は中止、年内は活動を -
ペディキュアの下で緑色爪、悪性黒色腫……夏の「足爪の病気」にご用心
2023/08/28 11:00夏はサンダルを履く機会が増え、フットネイルを楽しむ人も多いだろうが、思わぬ足のトラブルに見舞われるケースもある。「去年の秋、ペディキュアを拭き取ったとき、足の親指の爪が緑色に変色していたので、驚いて叫んでしまいました」(50代の女性)痛みはないので、しばらく放っておいたが、見た目が気になるので近所の皮膚科で診てもらうと「グリーンネイル(緑色爪)」にかかっていたことがわかったという。「水回りにいる常 -
酷暑で深刻化…“睡眠負債”で財布にも年間18万円のダメージに
2023/08/26 06:00連日の猛暑により、夜も気温が下がらず、エアコンが苦手な方も使わざるを得ない状況。暑くてぐっすり眠れない、エアコンで冷えすぎてしまい何度も起きてしまうなど、満足な睡眠が取れないことで体温調節を行う自律神経の働きが乱れ、様々な場面でパフォーマンス(生産性)を落としてしまうと感じている人も多い。2022年12月に味の素株式会社が実施した調査によると、睡眠になんらかの不満を抱える社会人は約80%もいる。意 -
60代の40%が悩む夜間頻尿 夜2回以上のトイレは死亡リスクは2倍に!
2023/08/25 06:00「夜中にトイレで1~2回起きるのは、年なんだから仕方ない」そう思ってはいないだろうか。「就寝後にトイレで2回以上起きる高齢者は、1回以下の高齢者より、死亡率が1.98倍上昇するといわれます。『夜間頻尿』は見過ごすことのできない病気です」そう警鐘を鳴らすのはマイシティクリニック院長で『老化を「栄養」で食い止める 70歳からの栄養学』の著者、平澤精一先生だ。夜間頻尿とは、就寝後1回以上トイレに起きなけ -
酷暑で深刻化するエアコン疲れ対策に「1回2分の“指ストレッチ”」
2023/08/24 15:50厳しい猛暑が続くなか、屋内ではどうしてもエアコンに頼らざるをえないところ。同時に、体が冷え切ってしまうことで夏かぜをひいたり、夏バテしてしまう人も少なくない。「夏の間の屋内と屋外の温度差は体にダメージを蓄積させます。また、冷たいものを欲することもあり、じつは夏のほうが冬よりも“冷え”の対策が取りづらいのです」こう話すのは、神奈川歯科大学大学院統合医療学講座特任教授の川嶋朗先生。冷えによるダメージは -
コロナからの副鼻腔炎の発症が増加中! 医師が解説「髄膜炎や視力低下のリスクも」
2023/08/24 11:00酸素マスク姿をインスタグラムで披露し、世間を驚かせたタレントの有吉弘行(49)。8月13日、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系)で、鼻中隔湾曲症とともに、“慢性副鼻腔炎”の手術を受けたことを明かした。「おでこのあたり、眉毛のあたりまで、顔いっぱい膿が溜まっていた。“眉毛のへんまで膿が溜まっている”と言われた瞬間、頭が痛くなって(笑 -
香りをかぐことで脳を刺激、活性化! 東大式アロマで認知症を予防
2023/08/23 15:50年齢を重ねると、嗅覚も衰えていく。それは視力や聴力と同じだ。中には、「嗅覚障害」に悩まされる人もいる。嗅覚障害になると、食物の腐敗やガス、煙などの悪臭にも気づかなくなるため危険だ。また、嗅覚の衰えは脳の認知機能と深く関わりがあり、認知症の前兆の1つともいわれている。ところで、私たちがにおいを感じるメカニズムはどのようなものだろう。東京大学大学院医学研究科 外科専攻 感覚・運動機能講座 耳鼻咽喉科学 -
熱中症で「白内障」リスク4倍! 大学教授の追跡調査でリスク判明
2023/08/23 06:00全国各地で40度に迫る気温が記録されており、「災害級」とも報じられている連日の猛暑。熱中症で救急搬送される件数も、総務省の調べによると、7月だけで3万4000件を超す勢いだ。軽度の熱中症も含めると、熱中症患者はそれ以上の数にのぼるはず。そんな“特別な夏”に、熱中症にかかわる、大規模な研究データがまとめられている。金沢医科大学眼科学講座の佐々木洋主任教授が語る。「’16年1月から’23年2月まで、2