これまでの抽選制はなくなり、10月4日から、観覧列に並んだ順に見られることになった上野動物園の双子パンダ・シャオシャオとレイレイ。通常観覧初日の2頭の様子や成長ぶりを本誌パンダ記者がレポートします!
10時から観覧し始めた本誌記者。レイレイはママのシンシンに甘えたり、木の上でグルグル回ったり、とっても活発。一方、シャオシャオは、ずっと木の上で熟睡。その後、起きてママとレイレイのいるほうに歩いていくとW授乳が始まった。
ママのおなかに2頭並んで顔をうずめている姿がなんとも愛くるしい。まだ母乳を飲んでいるとはいえ、9月26日の測定では、シャオシャオの体重が36.1キロ、レイレイが37.2キロとすっかり大きくなった。
ファンの人たちに“緑怪獣”と言われるほど暴れん坊のシャオシャオだが、最近はレイレイも負けじと活発になっているよう。上野動物園によると、シャオシャオは竹の葉だけを食べているがレイレイは茎にあたる部分も食べ始めているそう。人間の男の子より女の子のほうが成長が早いように、パンダの子どももメスのほうが少しだけ成長著しいのかもしれない。
この日の待ち時間は20分から60分。シャオレイの前に来ると大人たちは一斉にカメラを向け、子どもたちは「パンダだ~」とうれしそうに笑顔を。並び直して何度も2頭を見て楽しんでいる人も多く見られた。