金1グラム1万円超に! 意外な高額品も…「自宅の金製品」買取リスト
画像を見る 【グラフ】金1gの価格の推移

 

■相続や遺品整理でお宝が出てくることも

 

では、金製品を査定してもらったとき、どんな品物が、いったいどんな価格で買い取られているのだろうか?

 

地金・宝飾・ブランド品などの買い取り専門店「おたからや」の担当者に、最近の持ち込み品の傾向から、過去の高額買い取り&ユニーク品の実績を聞いた。

 

「最近の金価格の上昇を受けて、これまで金製品のことを意識されていなかった方も、お手持ちの金製品について意識され始めているという感じがします。また、親御さんなどを亡くし、相続された方や、遺品整理や生前整理をされる際に『こんなものが見つかった』と貴金属をお持ちいただく方も増えている印象です」

 

今回の13アイテムで最も高額なのは「純金の急須」、なんと614万800円! 続いて高額なのが「金の仏像」で、565万5000円。

 

「仏像などは『専門店でも買い取ってもらえないのではないか?』と思っている方がいらっしゃるようですが、弊社では相場に合わせて買い取りいたします。その際、金製品であれば純度の刻印がなされていると思いますので、その純度と実物の差異がないかをはじめ、さまざまな項目で査定して買い取ることになります」

 

金製品の裏などにある刻印は、日本製品の場合、財務省造幣局の試験に合格していれば、ひし形の中に純度の数字が書かれている。 《750》と刻印があれば「純度75%」=「18K」(前述)とわかる。

 

次ページ >純度×重量が値段の目安“汚れ物”にも値段はつく

【関連画像】

関連カテゴリー: