1~2時間程度の外出、エアコンは「消す」と「つけっぱ」どちらが節約になる? 専門家が解説
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■帰宅したら冷やしタオルで汗を拭いてからエアコンを

 

「エアコンだけに頼らずに、扇風機やサーキュレーターを併用し冷気を循環させたり、熱気が入ってくる窓には遮光性の高いカーテンをつけたりして、エアコンの設定温度を上げても暑さを感じさせない工夫も必要です。

 

エアコンは一定温度で運転するのがもっとも省エネ効果は高くなります。家族が外から帰ってきたときに設定温度を下げがちですが、帰宅後は冷やしタオルで汗を拭いたりシャワーを浴びたりして、設定温度をなるべく下げない仕組みを作りましょう」

 

夏場の「節ガス」のための対策もしっかりしておきたいところだ。

 

「夏は、シャワーで済ますことが多くなりますが、シャワーの設定温度を2度下げるだけでも夏場だけでも729円の節約に。給湯パネルを操作するだけなのですぐに始められます。またシャワーの時間を1分短縮する、シャワーヘッドを節水タイプにする、で1シーズンでそれぞれ2,394円も節約になります」

 

夏でも湯船につかる人は、給湯パネルで湯量の設定を下げたり、追いだき機能を使えばガスも水も節約できるという。

 

「わが家では麦茶を作るときは調理タイマーを使って無駄な沸騰を防いでいます。また洗濯物もまとめて洗えば、洗濯回数が半分になり省エネ効果もアップ。冷蔵庫には物を詰め込まないで省エネモードに設定。家族それぞれにマイ水筒があれば冷蔵庫の開閉も少なくなり電気代が節約できます」

 

節電&節ガス効果で3カ月で約18,000円の差が。光熱費と気温が高騰する夏を乗り切ろう!

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