老後の生活の最新ニュース
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「脳を喜ばせて元気に」加藤登紀子 人生後半をバラ色にする“ひとりごと習慣”
2024/11/11 11:00【前編】「愚痴を言ってる暇はない」加藤登紀子 40代で乳がんを経験…50代で迎えた人生の“転機”より続く12月で81歳。来年デビュー60周年を迎える、“おときさん”こと歌手の加藤登紀子さん(80)。80代をむかえてなおステージの上で躍動するなど、あふれるバイタリティの源泉は、おときさん流の“さかさ思考”にあるという。“さかさ思考”とは、常識をひっくり返して、新しい視点から物事を見たり、考えたりする -
「愚痴を言ってる暇はない」加藤登紀子 40代で乳がんを経験…50代で迎えた人生の“転機”
2024/11/11 11:00「いま、時代が鬱陶しいんですよ。独裁者が増えて戦争ばっかり繰り返す……。なんか突き抜けて見えてくるものは、悪い要素ばかりじゃないですか。私たちの世代は、戦後すごく頑張った世代で、明るく楽しい未来を期待した世代でもあるんです。それがどんどん息苦しい時代へと突き落とされていくように感じるの。誰かが明るい未来を切り開く時間の砂時計を、逆さにすることを忘れているんじゃないか……と」こう危惧するのは、12月 -
「おすぎさんの後は誰も継ぐ人がいない」ピーコさん 墓参りしていた知人男性が明かした無念
2024/10/31 16:00「かつては毎年、信心深いピーコさんはこちらに墓参に訪れていましたよ。実家を継いでいたのでしょう」(菩提寺近くの生花店店員)10月19日、敗血症による多臓器不全のため亡くなったピーコさん(享年79)の納骨式が神奈川県横須賀市内にある菩提寺でとりおこなわれた。元マネージャーら数人が参列したが、そこに唯一の存命の身内、弟・おすぎ(79)の姿はなかった。2人の知人は言う。「『おすぎとピーコ』として精力的に -
「100人の子どもから今も学んでいます」97歳の保育士 子どもの心をつかむテクニックはいまだ健在【働く「アラ100」おばあちゃん】
2024/09/16 11:00「この前、ちょっとした段差で転んでしまって、まだ顔にアザが残っているんですよ。上手に撮ってくださいね」そうカメラマンにほほえみかけたのは大川繁子さん(97)。栃木県足利市にある保育園「小俣幼児生活団」で主任保育士を務める。昭和2年、東京都三田に生まれた大川さん。教育熱心な家庭に育ち、東京女子大学数学科に進学するも1年生のときに終戦。大学を中退し、病院を営む大地主の大川家に嫁いだ。「ここは私が嫁いで -
「足腰を鍛えるのにいちばん」98歳のピザ焼き職人 3~4時間立ちっぱなし【働く「アラ100」おばあちゃん】
2024/09/16 11:00「私は年寄りだから力が弱いんです。生地を優しく延ばしていくから空気が残って、軽くてふんわりとした焼き上がりになります。あとは具材をたっぷりのせます。経営者の娘は“この物価高に勘弁して”と言っていますが、ケチったらおいしくありません」とは“東京の台所”豊洲市場にある唯一の本格イタリアン「トミーナ」のピザ職人、土井スズ子さん(98)。彼女がピザを作り始めたのは75歳のとき。「トミーナ」を経営する一人娘 -
「麺茹では私の仕事」101歳の中華料理人 週6で厨房に立つ脅威の現役ぶり【働く「アラ100」おばあちゃん】
2024/09/16 11:00「最近、頭がボケてきまして、いろんなことを忘れちゃうんです」と語りだしたのは、群馬県藤岡市にある中華料理店「銀華亭」の天川ふくさん(101)。「本当にボケた人は“自分はボケていない”と言うんだよ」すかさず接客をしていたスタッフがツッコミをいれる。「じゃあ、私はまだ大丈夫だわ」店いっぱいに笑い声が広がった。月?土曜日の週6日、厨房に立つ天川さん。最近は腕の筋力が落ちたこともあり、重い中華鍋を振るのは -
元本を減らさない「老後資産形成」術 ネット銀行の定期預金の金利は“大手銀行の20倍”のケースも!
2024/08/14 11:00ちまたに「老後資金づくりに新NISA」などの宣伝文句があふれても、「やっぱり投資は怖い」人もいる。銀行預金では増えないことはわかっていても……。「日本銀行が7月31日に政策金利を0.25%に引き上げる追加利上げを決めました。 金利のある世界が戻ってきます。預金利率もゆっくりと上がってくるでしょう。なかでも、いち早く上がってきたのが『個人向け国債』です」そう話すのはファイナンシャルプランナーの高山一 -
家賃補助やタクシー券も!一人暮らしの高齢者が「申請しないと損する」給付金&サービスリスト
2024/05/02 06:002050年には単独世帯が全世帯の44.3%に――。4月12日、国立社会保障・人口問題研究所が衝撃の将来推計を発表した。2020年に38%だった単独世帯が30年間で半数近くまで増えるという(表1グラフ参照)。「夫婦と子」というもっとも一般的だった世帯が右肩下がりに減っていき、反対に単独世帯が増えているのだ。さらに、高齢者には驚愕の推計がある。65歳以上の人口に占める一人暮らしの割合は2020年から2 -
iDeCo加入年齢を70歳に引き上げへ…50歳会社員が月2万円で積み立てるといくら増える? FPが試算
2024/04/15 11:00厚生労働省は3月28日に、「社会保障審議会」(厚生労働大臣の諮問機関)の企業年金・個人年金部会で議論されているiDeCo(個人型確定拠出年金)の加入年齢を現行の65歳未満から70歳未満に引き上げることを論点として明記した。シニアのお金に詳しいファイナンシャルプランナーの深田晶恵さんが解説する。「iDeCoは、個人が任意で加入し、自分で掛け金を出して、投資信託や定期預金などで運用する私的年金制度のひ -
iDeCo 70歳まで積みたて延長は年金70歳支給開始の布石
2024/04/12 15:50厚生労働省は、iDeCo(個人型確定拠出年金)の積み立て期間を5年延長して70歳までにする方針を固めました。iDeCoとは、自分が払った掛け金を自分で運用し、老後の資産を作る“自分年金”の制度です。掛け金の積み立ては原則60歳未満までですが、2022年5月から働いて年金保険料を払う方は65歳未満までになっています。今後議論を重ね、2025年に法案を提出する予定です。iDeCoには3つのメリットがあ -
ひとり暮らし高齢女性の4割超が貧困に…夫と死別後、生活保護になる事例も
2024/04/03 11:00「すべての女性が、いきいきと、自ら選んだ道を歩んでいけるよう力を尽くすことを、改めてお誓いいたします」3月8日、国際女性デーに合わせ、こんな力強いメッセージを送った岸田文雄首相(66)。だが、独り暮らしの高齢女性の多くは“自ら選んだ道”を歩めないほどの危機にひんしている。ニッセイ基礎研究所の准主任研究員の坊美生子さんはこう語る。「独り暮らしの高齢女性が急増しています。2020年の国勢調査では、高齢 -
“金融”は平均で3割減も…統計でわかった「定年後の再雇用」で給料が減る業界
2024/03/20 11:00「仕事内容は変わらないのに、定年、再雇用後の給与が6割もカットされたのは不当だ」そう訴えた裁判が注目を集めている。名古屋高等裁判所の「定年前の6割を下回る給料は不合理」という判決を2023年7月最高裁判所が破棄し、審理を高等裁判所に差し戻したからだ。「再雇用後は“定年前の6割”が基準になると思っていましたが、もっと低くてもいいという風潮が広まりそうで怖いですね」そう話すのは人事コンサルタントで新経 -
「収入は月2万円の年金だけ…」専業主婦517万人が老後貧困の危機!第三号被保険者も廃止検討か
2024/03/01 06:00主婦が老後の貧困に陥るかもしれない。武見厚労相は’23 年10月、専業主婦が多く該当する第3号被保険者制度の見直しに言及。老後も安定した生活を送るには、どうすればよいのだろう。「夫は税理士でした。私は毎月渡される家計費でやりくりし、あとは全部任せていました。夫の死後、こんなに落ちぶれるなんて……」そう嘆くのは春子さん(仮名・80歳)。夫の生前は都内の持ち家に住み裕福な暮らしだったという。「私は専業 -
精神科医・和田秀樹さんが指南! 50代から「幸齢者」を目指す賢い老い方
2023/08/09 06:00「まだまだ体が動く70代は、“人生の黄金期”です。仕事や人間関係、子育てといったストレスから解放され、自分のための時間を好きなだけ使える時期だからです。ところが、高齢者になってからも、現役時代と同じように、人目を気にしながら自分のやりたいことを“我慢”して過ごす人たちが、じつは多くいるのです」こう語るのは、『幸齢者』(プレジデント社)の著者である精神科医の和田秀樹さん。和田さんは、これまで老年医療 -
夫のこづかい3万円が老後資金を食いつぶす…定年後に減額する方法
2023/06/22 15:50夫が現役だったときは、「足りなくなった」と言われれば渡していたこづかい。だが、定年後、年金頼みの生活になるのなら夫のこづかいが大きな負担になるという。定年退職した夫のこづかいの平均月額は3万円前後(’21年・マイナビニュースの調査より)というデータもある。「3万円は高いですが、減らそうとすると夫からの抵抗にあうかもしれません。しかし、老後の生活費が足りなくなっては一大事」こう話すのは、実体験に基づ -
“おひとりさま”の先輩が教える! 50代未婚女性の老後の心得
2023/06/12 11:00‘22年に内閣府が発表した「少子化社会対策白書」によると、50歳時点で一度も結婚をしたことがない女性の割合=生涯未婚率は17.8%。もはや「結婚適齢期は25歳」という認識は、とうの昔に時代錯誤に。多様な生き方が尊重される今、近著に『ひとりで老いるということ』(SBクリエイティブ)もある作家・松原惇子さん(76)に「おひとりさま」の実情について聞きました。一人で生きるいちばんいい面は、自由であること -
持ち家 or 賃貸どっちがお得? ライフスタイル別「終の棲家」診断16
2023/06/09 06:00「持ち家の方は、購入時の資金や住宅ローンが重荷になり、賃貸に比べローン返済中のキャッシュフローがよくありません。ただ、完済後は住居費の負担が少なくなります。いっぽう、賃貸の方はライフステージに応じた身の丈に合った物件選びや、家賃の見直しがしやすく、現役時代のキャッシュフローはいいのですが、人生の最後まで家賃を払い続けねばなりません。人生100年時代、リタイア後の期間が長くなると『持ち家が安心』とい -
老後資金の不足金“夫婦2人”も“おひとりさま”も1500万円を目安に!
2023/01/10 06:002019年に物議をかもした老後2千万円不足問題は、総務省の家計調査から、高齢夫婦の毎月の赤字を約5万5千円と算出。老後を30年として単純計算したものだった。ただ2020年にはコロナ禍の自粛生活で支出が減り、一律10万円給付などもあって、統計上の赤字はいったん解消。2021年も支出の少ない傾向が続いた。しかし、コロナ禍3年目の2022年は全国旅行支援が実施されるなど、“自粛明け”が浸透し、再び消費を -
肉を食べて小太りに――和田秀樹医師に聞く60歳からの「ボケない習慣」
2023/01/06 06:00「年齢を重ねるにつれて、人間の脳の中にある『前頭葉』がどんどん衰えていきます。前頭葉がつかさどるのは、意欲と感情のコントロール。前頭葉が劣化すると、意欲が低下し、物事への関心が薄れ、怒りっぽくなる。そして前頭葉を使わなくなると、ボケが早まります。つまり前頭葉の衰えは脳全体の劣化であり、60歳から日常的に前頭葉を働かせることは、ボケを防ぐためにもとても重要なことなのです」こう語るのは、著書『80歳の -
長生きがリスクになる日本の未来 2022年の年金「改悪」で高齢者も労働する風潮に
2022/12/30 15:50物価高に増税、少子化、年金の改悪……。私たちの家計がますます火の車になった岸田政権下の2022年を振り返り、経済ジャーナリストの荻原博子さんが警鐘を鳴らすーー。2022年の年金改定で、高齢者は「どんどん働け」といわれ、それでも年金額が減っていく苦しい状況に陥っています。年金は原則65歳から受給が始まります。ですがこれまでも、65歳より遅くもらう「繰り下げ」や早くもらい始める「繰り上げ」によって自分 -
老後破綻する人の特徴「老後は大家に」「節税上手」「退職金で住宅ローン返済」
2022/11/22 06:00「50代は老後資金の貯めどきですが、実は、罠にはまりやすい“カモ期”でもあります」そう話すのはファイナンシャルプランナーで『50歳を過ぎたらやってはいけないお金の話』(東洋経済新報社)の著者、山中伸枝さんだ。山中さんによると、50代以降は退職金を手にするなど、老後資金の形成に重要な時期。その一方、過ごし方を間違えると“老後破綻”が一気に近づくという。「『退職金でお金持ちになれるかも』『定年後、逃げ -
「国民年金納付5年延長」で負担増は100万円…老後のリターンは?
2022/10/27 11:00政府は今月18日、国民年金の保険料納付期間を、これまでの40年間から5年延長して45年間とする案を議論する方針を固めた。これが実現すれば、20歳から始まる納付の対象者は現行の「60歳になるまで」から「65歳になるまで」に広がることに。厚生労働相の諮問機関である社会保障審議会は、今月中に議論に着手、’25年には国会での改正法案提出を目指す、としている。年金制度に詳しい社会保険労務士の井戸美枝さんが解 -
厚労省が1割→2割を本格検討開始…自己負担2倍で介護費用は150万円増に
2022/10/20 15:50この秋、社会保障審議会(厚生労働大臣の諮問機関)の介護保険部会では、’24年度の介護保険制度改正に向けた議論が本格化している。部会に出席している委員の1人がこう語る。「ケアプラン作成の有料化や、要介護1・2の人の訪問介護・通所介護を介護保険から切り離し、市区町村が行う総合事業に移行することなどについて話し合われています。なかでも、最大のヤマ場は10月下旬に行われる、介護保険サービス利用者の自己負担 -
手続き漏れで老後資金が目減り…転職時の「置き去り年金」が急増中
2022/10/11 06:00「老後の生活を支える『年金』に関する手続きを怠ってしまったがためにライフプランが狂ってしまった、という人が続出しています」そう話すのは、ファイナンシャルプランナーで社会保険労務士の井戸美枝さんだ。大切な老後資金に異変が起きている背景には、“働き方の多様化”があるという。「新卒で入社した会社で定年を迎えるのではなく、転職を繰り返す人や、定年を待たずに退職してフリーランスになる人も増えてきました。会社 -
マイカーは手放す!がん保険も解約!円安160円時代に備える家計防衛法5
2022/10/07 06:00「急激な円安が、止まりません。政府と日銀は24年ぶりの為替介入に踏み切りましたが“焼け石に水”で、144円程度(10月5日現在)に戻ってしまいました」こう話すのは、最新刊に『スタグフレーション-生活を直撃する経済危機』(祥伝社新書)がある経済評論家の加谷珪一さん。外国為替市場で一時1ドル146円台にまで迫っていた円相場が、財務省と日本銀行の為替介入で9月22日には140円台まで上昇した。「政府が保